犬と暮らす
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愛犬と安全にプールや川で水遊びを楽しむための注意点
「愛犬と安全に水遊びを楽しむための注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗に話を聞きました。
犬と水遊びに出かけるときに気をつけること
原先生:
「犬によっては泳ぐことが苦手なコもいます。泳ぎが苦手なコを急に水の中に入れてしまうとパニックになって、水を飲み過ぎてしまったり、周りの人を引っ掻いたり噛んでしまうこともあります。
そのため、愛犬の経験値などをよくみて水遊びをする場所を選ぶことが重要です」
愛犬と水遊びに出かける際はマナーを守ろう
原先生:
「水の中では犬も予想していない状況に突然なってしまうケースがあります。そういったときに、普段はとても大人しいコでもパニックになって周りの人に危害を加えてしまうことも考えられます。
そうでなくとも犬が苦手な方もいるため、川遊びの際は愛犬にリードを装着し、周りの人たちとしっかりと距離を取るようにしましょう」
愛犬と初めて川遊びをする場合の注意点
原先生:
「初めて愛犬に水遊びをさせる場合は、浅く、流れのないような場所で水と触れ合うことに慣れてもらうことを目的に楽しまれるとよいでしょう。愛犬にはきちんとリードを装着し、怪我予防のシューズや犬用ライフジャケットなども、安全対策として適宜取り入れましょう。
川などは水深が浅くても急に流れが速くなる場所があるなど危険もあります。このため、ドッグプールなどの犬が遊べる施設を利用できるとよいですね」
水遊びをしてもOKか獣医師に確認が必要な犬もいる
原先生:
「水遊びは、犬が陸上で走るよりも関節などへの負担も少なく、シニア犬にも優しい運動といえます。
しかし、呼吸器や循環器の疾患のあるコでは、運動そのものが危険なケースもあります。既往症があるコの場合は、かかりつけの先生に水遊びをしてもOKか許可を確実に取っておくようにしましょう」
愛犬とドッグプールや川などに出かける際は、マナーを守って安全に水遊びを楽しみましょう。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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