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『冬から春に気をつけたい犬の健康管理』 季節の変わり目に多い犬の病気と症状は?

季節の変わり目は犬も体調を崩しやすいといわれます。寒い冬から暖かい春へと季節が変わっていくときに、愛犬の健康管理はどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか?

「冬から春に気をつけたい犬の健康管理と季節の変わり目に多い病気・症状」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

犬が冬から春に体調不良になりやすい理由

『冬から春に気をつけたい犬の健康管理』 季節の変わり目に多い犬の病気と症状は? いぬのきもち
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犬のなかには、冬から春になる頃に体調を崩しやすいコもいますが、この主な原因として3つのことが考えられます。

①寒暖差などの気候の変化

冬から春になる頃には三寒四温といわれるように、寒い日と暖かい日が交互にあったり、日々の気温の高低差が大きくなるため、こういった気候の変化は犬の体に負担がかかってしまいます。

②アレルゲンの増加

春になると花粉やカビ、ダニなどのアレルゲンが増加することも犬の体調に影響を及ぼします。

③犬の心身にストレスがかかりやすい

春はさまざまな環境の変化が多い季節でもあり、お出かけなども増えたりと犬の心身にストレスがかかりやすくなります。こういったことが原因となって、犬が体調を崩す場合もあるでしょう。

冬から春に多くなる犬の病気と体調不良の症状

『冬から春に気をつけたい犬の健康管理』 季節の変わり目に多い犬の病気と症状は? いぬのきもち
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冬から春になる頃は、犬の「胃腸炎」「皮膚炎」「外耳炎」が多くなるため、これらは気をつけたい病気です。

冬から春に多くなる犬の体調不良の症状としては、
  • 下痢や嘔吐などの消化器症状

  • なんとなく元気がない、食欲が落ちる

  • 皮膚の痒み、外耳炎

などが多くなります。

また、この時季は、子犬や高齢犬、持病のある犬、神経質な犬などは、体調のトラブルを起こしやすいので注意が必要です。

冬から春、犬の体調管理で気をつけること

『冬から春に気をつけたい犬の健康管理』 季節の変わり目に多い犬の病気と症状は? いぬのきもち
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冬から春は犬の体調不良が起こりやすいといわれますが、体調のトラブルなく愛犬が元気に季節の変わり目を過ごせたら嬉しいものですよね。

この時季に犬の健康管理で気を付けることとして、
  • 部屋の温度は一定になるように調節する

  • お散歩などの適度な運動を欠かさずに、生活リズムを乱さない

  • おやつを与え過ぎない、食べ慣れないものを与えない

  • 愛犬が安心して休息を取れるように環境を整える

  • ノミ・マダニの予防を行う

  • ブラッシングやシャンプーなど日々の適切なケアを行う

  • 日々の体調の変化に注意し、気になることがあれば早めに動物病院を受診する

などのことを心がけて愛犬のお世話をしてあげるとよいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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