愛犬を好きになり一緒に生きることを選んだのは飼い主さん。愛犬が、飼い主さんを選んだわけではないのです。そう考えると、相思相愛を目指して、愛犬に好かれる努力をする必要がありますね。愛犬を「恋人」だと思って、愛犬に信じ愛されるための4か条をご紹介します。
その1「一緒にいるとおいしいものが食べられる」と思わせるべし
多くの犬は「食べること」をとても楽しみにしています。そこで、そんな食べる機会を増やして楽しみを提供し、飼い主さんの「いい恋人ぶり」をアピールしましょう!
もっと愛犬から愛されるためのコツ
食べ物はいつものフードを一粒でOK。犬は少量でももらえると嬉しい気分になるそうです。肥満にならないようあげすぎには注意し、おやつに与えた分は食事の量から減らしましょう。また、ただ与えるのではなく、アイコンタクトができた時や「マテ」などの指示に従えた時にご褒美として与えるのがおすすめですよ!
その2「一緒にいると楽しい」と思わせるべし
愛犬と一緒に楽しい時間を過ごし、「飼い主さんといると幸せ!」と感じさせることで、もっと好きになってもらいましょう!いろいろな場所にお出かけする他にも、普段の遊びに工夫をして愛犬を飽きさせない努力をすることが大切です。
もっと愛犬から愛されるためのコツ
愛犬と一緒に遊ぶことは重要なコミュニケーションの一つ。しかし、愛犬の思うままに遊ぶのではなく、愛犬が飽きる前に切り上げるのがポイントです。ボール遊びの場合は愛犬が届かないようボールを持って、オスワリしたところで「おしまいね」などと声をかけて飼い主さん主導で終わらせましょう。「勝手に終わらせたら嫌われてしまうかも」と思うかもしれませんが、「また遊びたい!」と思わせる“駆け引き”も必要なのですよ!
その3「この人は信頼できる」と思わせるべし
愛犬に好かれたいなら、決して裏切ってはなりません。「この人は離れても必ず戻ってくる」と信じてもらえるように接することが“両思い”への近道です。
もっと愛犬から愛されるためのコツ
飼い主さんが「必ず戻ってくる」ことを教えるための練習を取り入れましょう。まずは愛犬に「マテ」の指示を出し、上手にできたら「すごいね」「えらいね」とその都度ほめてあげます。「マテ→下がる→戻る」を繰り返しながら徐々に愛犬から離れ、最終的には別の部屋に行っても待っていられるようにしましょう!
その4「一緒にいると気持ちいいことがある」と思わせるべし
信用できる相手に体をマッサージしてもらうのは、人でも犬でも心地がよいもの。愛犬がリラックスできるポイントを探してマッサージしましょう。
もっと愛犬から愛されるためのコツ
手のひらをくぼませて貝のような形(貝の手)にします。そうすることで適度に力を込めることができ、犬が心地よさを感じる強さでおこなえます。貝の手をつくったら、まずは背中からスタート。それから多くの犬が気持ちよさを感じる胸などをゆっくりとさすってあげます。他にも愛犬のリラックスポイントを見つけて触ってあげましょう!
このように愛犬を「恋人」だと思って日々接していくうちに、少しずつ気持ちが通じ合うようになるはずです。無理強いするのではなく、愛犬の気持ちに寄り添って接することが大切ですよ。ぜひ実践してみてくださいね♪
参考/「いぬのきもち」2018年4月号『宇宙人や恋人と思って接するとうまくいく!愛犬と気持ちが通じるつきあい方』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。