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「愛犬があご乗せしてくる」と答えた飼い主さんは約9割も!犬が飼い主さんの手やひざに「あご乗せ」してくるのはなぜ?
かわいいあご乗せについて、飼い主さんへのアンケート結果や寄せられたエピソードを紹介するとともに、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生の解説をお届けします。
【調査】愛犬があごを乗せてくることがある?
飼い主さんが語る! 愛犬のあご乗せエピソード
・「自分の手で私の手を引き寄せてから、あご乗せします!」
・「顔の前で親指と人差し指で“L”をつくったら、あごを乗せてくれてかわいい♡」
・「肩にあごを乗せてくるときもあります。かまってほしいときにちょこんと乗せたり、ぐいぐい押したりしてくることもあります」
・「あご乗せ、結構な頻度でしています。娘が寝ているときに娘の頭にちょこんとあご乗せしたときは、笑えたしかわいいって思っちゃいました」
・「うちのコになって数時間後の夕方に、足にあごを乗せて寝てきたのは忘れられません」
【獣医師解説】犬があごを乗せてくるのはなぜ?
そこで、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に聞きました。
――愛犬が飼い主さんの手やひざなどにあご乗せをする理由を教えてください。
原先生:
「あご、つまり頭部は、いきものにとって致命的な弱点です。そのあごを乗せる動作は自分の弱点をさらけ出してくれている行為であり、なによりの信頼の証だと言えるでしょう」
――そうなんですね。信頼の証以外にも、たとえば「甘えたい」あるいは「いっしょにいたい」というような、飼い主さんに対する親愛の気持ちをあらわしている場合も考えられますか?
原先生:
「先ほど答えたように、あご乗せは強い信頼のうえでの行為と言えると思います。なので、そのように信頼する飼い主さんに甘えたい、一緒にいたいという気持ちを抱えていることは、十分考えられることなのではないでしょうか」
あご乗せは強い信頼の証
取材・文/都留朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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