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愛犬が「かわいい」も自分の名前だと“勘違い”? 理由を獣医師に聞いた
今回は、飼い主さんから寄せられたエピソードをご紹介するとともに、犬が自分の名前を“勘違い”してしまう理由などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。
※2025年7月実施「いぬのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 182人)
愛犬は「かわいい」も自分の名前だと思っている!?
飼い主さんから寄せられたエピソード(一部)
- 「テレビやぬいぐるみなどに『かわいい』と言うと、寝ていても顔を上げて様子を見ています」
- 「通りすがりの方たちから『かわいい』と言われると、『僕のことですか?』と振り返りついて行こうとします」
- 「散歩中などに『かわいい』って言われると、必ず近寄ってナデナデしてもらおうとする」
- 「テレビを見ていて『あれ、かわいい』と話していると、『呼んだ?』としっぽフリフリで来ます。かわいい=わたしです」
- 「毎日、朝から晩まだ『かわいいね』って言っているので、テレビでかわいい動物の番組を見ているときに『かわいい』と言ったら、『なに?』って顔で走ってきたことがある」
- 「寝ているときに『かわいい』と言うと起きて、『呼んだ?』と見てきます」
- 「『かわいい』って言うと、目がキラキラする(笑)」など
【獣医師解説】犬が自分の名前を“勘違いする”理由
岡本先生:
「犬にとって『かわいい』という認識があるかどうかは不明です。ただ、飼い主さんが名前を呼ぶ音程や音がよい出来事と結びついており、『かわいい』とほめられたようなリアクションをしているのだと考えられます」
――そのほか、犬が自分の名前と勘違いしやすい言葉はありますか?
岡本先生:
「犬は自分の名前を音のひとつとして覚えています。愛称や家族の名前などは、自分の名前と勘違いすることがあるでしょう」
取材・文/長谷部サチ
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
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