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犬の生活習慣病の予防につながる!“生活環境”のいいこと5選

犬にとってストレスの多い生活環境は、病気やケガのリスクを増やすだけでなく、健康長寿に悪影響をおよぼします。そこで今回は、愛犬が日々健康で快適に過ごせるよう生活環境に取り入れたいことについて、獣医師の藤本聖香先生と若山正之先生に伺いました。

朝の光をしっかり浴びる

日光浴するチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「朝の日光を浴びると、“幸せホルモン”として知られるセロトニンが体内で分泌されます。精神状態を安定させる効果が期待できるほか、体内時計がリセットされるため、夜に良質な睡眠をとることに役立ちます」(藤本先生)

水入れは複数個置き、こまめに取り替える

水分補給する中型Mix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「寒い冬は飲水量が減りがちですが、水をしっかり飲み、オシッコで老廃物を出すことは健康長寿に重要です。愛犬がいつでも新鮮な水を好きなだけ飲めるように、水入れは複数個置いておき、食事のたびに取り替えましょう」(若山先生)

足湯や腹巻きを取り入れる

抱っこされている小型Mix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「内臓を温めると血行がよくなって冷えやむくみの解消になるほか、快便の手助けに。かかりつけ医に相談のうえ、とくに問題がなければ、腹巻きをつけるほか、定期的に足湯につからせても。温度は38℃以下、湯の高さは愛犬のくるぶしぐらいまでがおすすめです」(若山先生)

床にマットを敷く

マットに寝転がる柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「床は愛犬にいちばん身近な場所です。冬から春にかけては床冷えがしやすく、内臓が冷えて体に不調が出ることがあります。愛犬が過ごす場所にはマットを敷いて冷えを防ぎましょう。滑り止めにもなって、足腰の保護にもなります」(若山先生)

夜ふかしをやめる

寝ているラブラドール・レトリーバー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「睡眠は体に蓄積した疲労を回復し、傷んだ細胞を修復してくれます。飼い主さんが夜ふかししていると、愛犬も気になって熟睡できず、体を休めることができません。落ち着ける環境で、愛犬がしっかり眠れるようサポートを」(藤本先生)
日々の生活を整えると生活習慣病の予防につながるほか、精神状態の安定や疲労回復効果も期待できます。愛犬に健康で長生きしてもらうためにも、ふだんの生活環境について見直してみてはいかがでしょうか。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)、若山正之先生(若山動物病院院長)
参考/「いぬのきもち」2025年3月号『20才を目指して キホンから“ちょっと意外”なものまで獣医師に聞きました! 愛犬の健康長寿にいいこと』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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