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犬のお尻歩きを見たことがあるか調査! 原因や対処方法を獣医師が解説
今回、いぬのきもちWEB MAGAZINEではアンケートを実施し、愛犬のお尻歩きを見たことがあるか、そのときお尻のまわりに異常があったかどうかを教えていただきました。この記事では、その調査内容をご紹介するとともに、犬がお尻歩きをする原因や対処方法について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
愛犬の「お尻歩き」、見たことがある?
そのとき、お尻まわりの様子は?
- 「やや肛門まわりが盛り上がっている気がしました」
- 「皮膚が真っ赤になって荒れていました」
- 「肛門のまわりがカサカサしていました」
- 「異常はありませんが、ウンチがしたいのかなというときにすることがあります」
- 「見た目は何もありませんでしたが、受診して肛門腺絞りをしたらほんの少し溜まっていました」
- 「異常はありませんでした。トリミングに行ったあとによく見かける行動なので、おそらく肛門絞りの違和感なのではと思っています」
- 「見たところ特に異常はありませんでしたが、ニオイがありました。肛門腺が溜まっていたのだと思います」
- 「見た目の異常はありませんが、ウンチのキレが悪いときや、下痢をしているときなどに見られます」
- 「異常はなく、ウンチや葉っぱ、ゴミなどがついていました」
【獣医師解説】犬がお尻歩きをする理由は?
――犬がお尻を引きずって歩くとき、どのような理由が考えられますか?
山口先生:
「肛門腺が溜まりすぎている、便が付着している、皮膚炎や寄生虫感染を起こしているなどの理由があげられます」
――愛犬がお尻歩きをしていたら、飼い主さんはどのように対応すればよいでしょうか?
山口先生:
「お尻を目視で確認してみましょう。異物がついている、皮膚が赤くなっているといった異常が見られなければ、肛門腺を絞ってみてください。それでも解決せず、数日続くようなら受診しましょう」
取材・文/柏田ゆき
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年10月時点の情報です。
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