犬と暮らす
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犬の老化のサインは見過ごしやすい? 犬が老いるとみられる変化と寄り添い方
こんなとき、犬の老いをどのように受け入れてあげるとよいのでしょうか。
「犬が老いるとみられる変化と寄り添い方」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。
犬の「老化」は避けられない
シニア期を迎えた犬たちは「老化」によって体にさまざまな変化がみられるようになりますが、この老いを避けることはできません。
犬の老化のサイン①体の外見的な変化
シニア犬になると毛色を作る細胞の働きが弱くなり白髪が目立つ、核硬化症や白内障で目が白くなる、角質の新陳代謝が悪くなって鼻がカサカサに乾きやすくなる、歯が黄ばむといった外見的な変化がみられます。
そのほかでは、運動量や筋肉量の低下からお尻が小さくなることも犬の外見的な老化のサインといえるでしょう。
犬の老化のサイン②行動の変化
犬の老化のサイン③心の変化
これは、犬自身が感じている体の変化や違和感であったり、できなくなったことが増えてきている不安感などから誰かにそばにいてほしい、かまってほしいという犬の気持ちが考えられます。
シニア犬の老いへの寄り添い方
愛犬の老いを感じたら、無理をさせずにそのコのペースに合わせて寄り添ってあげることを心がけましょう。「大丈夫だよ」「いいこだね」と優しく声をかけたり体を撫でてあげるなど、できるだけおおらかに接してあげるとよいですね。
考えたくないことではありますが、愛犬と一緒に過ごすことのできる時間は限られています。どうかこの時間を大切になさってください。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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