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犬が「興味のない人」に対して見せるしぐさとは? 好かれるために意識したい接し方のポイント|獣医師解説

みなさんは犬と接しているときに、「このコは自分に対して興味を示していないな」と感じたことはありますか?

犬は「興味のない人」に対して、どのようなしぐさや態度を見せる可能性があるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

犬が興味のない人に対して見せるしぐさとは

見つめるポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
——一般的に、犬は興味のない人に対して、どのようなしぐさや態度を見せる可能性がありますか?
岡本先生:
「犬は興味のない人を前にすると、『近寄らない』『目を合わさない』などの行動を見せると思います。犬から興味を示してもらえない人の特徴や傾向については、たとえば下記のようなものがあげられるでしょう。
・犬に関心がなさそうな人(目線を合わせない、匂いを嗅がせようとしない、など)
・犬の好きなもの(おもちゃやおやつ)を持っていない初対面の人
このほか、『飼い主さん以外の人に関心が薄い』など、犬の性格が関係している場合もあると考えられます」

犬に興味を持ってもらったり好かれたりするには、どんなことを意識したらいい?

見つめる柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
——犬に興味を持ってもらえるようにするために、意識したいコミュニケーション、接し方のポイントがあれば教えてください。
岡本先生:
「たとえばですが、『おやつを与える』『おもちゃで遊びに誘う』など、犬にとってメリットのある行動をとるとよいと思います。

また、接し方のポイントとしては、以下のような流れを意識してみるとよいでしょう。
①姿勢をなるべく低くして、犬に近づく
②犬に気づいてもらったら、できるだけ犬のほうから近寄ってくるのを待つ
③犬が近づいてきたら、グーにした手を犬に差し出して匂いを嗅いでもらう
犬との距離を早く縮めたいからと焦らずに、そのコのペースに合わせてコミュニケーションをとってあげてくださいね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年9月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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