犬と暮らす
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犬は匂いでどう判断しているの? 嗅覚の仕組みと識別できる理由とは
犬は匂いで何を判断し、どうやって相手や場所を識別しているのだろうと不思議に思う飼い主さんもいるでしょう。
今回は、犬の嗅覚の仕組みや匂いで判断する理由などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
犬にとって匂いは大切な情報源
飼い主さんの服や手、靴、散歩道の地面、ほかの犬が通った場所などを嗅ぐのは、そこに残る匂いから何かを知ろうとしている行動の場合があります。
人が外見や声で相手を判断するように、犬は匂いを含めたさまざまな感覚を使って、相手や場所などの情報を識別していると言われています。
帰宅後の念入りな「クンクン」は、犬にとっては確認やあいさつに近い行動と考えられています。
匂いから相手や変化を識別している場合も
散歩中に地面や電柱を嗅ぐ行動も同じ理由で、そこを通った犬や人、周囲の変化を情報収集していると考えられます。
ただし、犬が匂いだけですべてを判断しているわけではなく、音、見た目、気配、日々の経験なども組み合わせて、総合的に相手や状況を理解している場合がほとんどです。
拾い食いにつながるリスクへの配慮
一方で、生ゴミ、薬品、腐ったもの、刺激の強い匂いがする場所に近づくと、拾い食いにつながったりすることがあるため注意が必要です。
また、特定の場所や体の一部を執拗に嗅ぎ続ける、落ち着きがない、匂いを嗅いだあとにくしゃみや鼻水が続くなどの変化がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。
飼い主さんができる見守り方
散歩中は、拾い食いしそうな物や刺激臭のある場所には近づけず、安全な場所であれば少し匂いを確認する時間をつくってあげるとよいでしょう。
来客や外出後に飼い主さんの匂いを嗅ぎたがる場合は、ご自身が困らない範囲で受け入れ、犬が興奮するようなら落ち着いて距離を取らせましょう。
犬の嗅覚は、世界を知るための大切な手がかりです。飼い主さんがその意味を理解して安全に配慮すれば、日々のクンクンする行動も、愛犬が安心して暮らすための自然な時間として受け止めやすくなるでしょう。
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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