犬と暮らす
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留守番は難しいと判断して、犬を預ける時の注意点をペットシッターが解説
留守番は難しいと判断して、犬を預ける時の注意点をペットシッターが解説
普段の生活の中から、愛犬の注意すべき点を改めて確認し、必要なものを準備し、打ち合わせを行うようにしましょう。
子犬の健康状態をチェックする
よく会っている人にお願いする場合も、いつもとの環境の違いから不安が大きくなってしまう可能性も考えられます。
不安からストレスを感じて、体調不良を起こすことがありますので、まずは普段から食欲や排泄、体調チェックをしておきましょう。
また、愛犬の狂犬病予防接種や混合ワクチンも、しっかり接種しておくようにしましょう。子犬でまだかかりつけの動物病院決まっていない場合は早めに決めておくと◎。
ワクチンの証明書が必要な場合もありますので、動物病院でもらう証明書はしっかり保管しておきましょう。
お世話をお願いする方にも、動物病院の連絡先を伝えたり、緊急用にキャリーバッグや診察券を預けておくことも大切です。
いつもお部屋で遊んでいて、大好きな方や犬に慣れている方にお願いする場合も、環境の変化自体が犬にとっては負担になることもあります。
外に出かけることが気分転換になることもありますが、預けられている時にはパニックになってしまうこともあります。
子犬の性格を考えて早めに準備をしていきましょう。
愛犬の為の準備物を揃えること
長時間、家族と離れたことがなかった為に、実際に預けてみたらずっと吠えてしまうなど、予想外の行動やトラブルにつながってしまう可能性もあります。
まずは、短時間から普段のお留守番ができるようにトレーニングすることによって、ひとりでいても落ち着いて過ごせるようにしておくのです。
また、預け先のお部屋の中で自由に留守番されるのか、サークルやケージの中でお留守番させるのかは事前に決めて伝えておきましょう。
知らない場所を探検したくなるものですが、それによって怪我につながったり、預け先のお宅の家具を傷つけてしまうなど事故につながってしまう危険性もあります。
飽きずに過ごせるように、オモチャを用意しておいたり、安心できるサークルやベッドを持参するなど、できる限り安心して過ごすことができる環境を整えるような準備をしましょう。
愛犬のごはんやトイレ掃除に関しても、預け先には事前にしっかりと伝えておくことが大切です。
ごはんについては、いつもと同じフードを計測して小分けにしておくことで間違いがなくなります。愛犬の食欲チェックにもつながりますので、今まで測ったことない方も一度計測してみるとよいでしょう。
トイレに関しても、排泄回数や習慣を事前に伝えておくと安心です。特に外で排泄をする習慣ができてしまった場合、我慢してしまうこともあります。体調管理をするためにも、お散歩の時間と回数、トイレ掃除やシート交換についてもしっかり伝えておきましょう。
普段からクレートトレーニングに挑戦
広いスペースで過ごすことももちろんよいですが、基本的には、クレートやケージ、サークルの中で、落ち着いて過ごせるようにしておくことが必要です。
分離不安ですぐ吠えてしまう、そもそも「ハウス」に入る習慣が無い場合、なかなか落ち着くことができません。
自分のクレートの中で静かに過ごせるようにトレーニングしておきましょう。
クレートトレーニングは短時間からで構いませんので、大好きなおもちゃ、においがついた毛布など、愛犬にとって安心できる物などを入れてトレーニングを始めてみましょう。
また、お散歩もお願いする場合は、カラーやリードも改めて確認しておきましょう。お散歩バッグには、ウンチ用の袋と共に、ペットシートやペットボトルの水、余分な袋やタオル、ウェットティッシュ、小さなおやつなどを入れておくと安心です。
可能であれば、事前に短時間預けてみて少しずつトレーニングしていくこともよいでしょう。ストレスからお散歩の時に思いっきり駆け出してしまったり、リードコントロールができなくなるなど、事故につながる危険性は取り除いておくことが大切です。
まとめ
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