愛犬に「頼りない飼い主だなぁ」と思われていませんか? 愛犬と飼い主さんの関係性はバッチリ!と思っていても、犬が本当は飼い主さんのことをどう思っているか気になりますよね。 今回は、犬目線から、犬が頼りないと思う飼い主の特徴について解説します!
犬が頼りないと思う飼い主の行動ってどういうこと?
飼い主さんは、愛犬に対してさまざまな感情を持って日々を過ごしていると思います。では、反対に犬の立場で、犬の目線から、犬が、飼い主さんのことをどう思っているか考えたことはありますか?もし、犬が「なんだか頼りないなぁ。」と思っていたとしたら、その時は愛犬がなんらかの不安を感じている時です。
まず犬との信頼関係が大切
愛犬が、どんな飼い主を信頼するか考えてみてください。犬は、安心できる場所や環境で、わかりやすい指示をしてくれる、愛情を持って接してくれる人を信頼します。犬をいつも不安にさせてしまう飼い主さんは、愛犬からの信頼を失ってしまうでしょう。
犬をびっくりさせる
犬がびっくりするほどの大きな声や音、急に動くといった予測できない飼い主の行動は、犬が敏感に反応して、不安に感じる原因となります。
犬を迷わせたり、困らせたりする
やって良いことと悪いことのルールを家族内で決めてしつけを行なうようにしましょう。
昨日は良い子と褒められたのに、今日はダメと強く叱られた。名前を呼ばれたから飼い主さんのところへ飛んで行ったのに怒られた。といった結果、犬が混乱して迷ってしまい、頼りなさや不安を感じてしまう可能性があります。
飼い主さんが不安をあらわにしない
例えば、人や犬が苦手な犬とお散歩中に、前から知らない人や犬が歩いてきた時、飼い主さんがオドオドしたり、反射的にリードを引っ張ったり、「わっ!」「きゃ!」「あらら」「どうしよう」などと声を出したりしていませんか?
こういった飼い主さんの行動の積み重ねによって、前から知らない人や知らない犬が歩いてくると犬がより不安になる条件が強化されてしまいます。
嫌なことを無理にさせない
怖いことや嫌なことを無理やりさせられたり、押さえつけられることも、犬が不安を感じ、ストレスを抱える原因となります。
まずは愛犬と信頼関係を築こう!
愛犬との信頼関係を築いて、犬に頼りないと思われないようにしましょう。
基本的なしつけを行い、犬が嫌がっている様子や迷っている仕草を見かけたら犬を安心させてあげること、飼い主さんがいつも堂々としていること、犬がこの人に従おうと思うような振る舞いをすること、犬と積極的にコミュニケーションをとるといった日々の行動の一つ一つの積み重ねが、犬との信頼関係の構築に繋がります。
犬に「頼りないな」「この人ちょっと心配だな」と思われない飼い主になるように、日頃から犬への接し方を考えてみてください!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください