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おもしろかわいい!「#家政婦は見た犬」そのときどんな気持ちなの?

インスタグラムの「#家政婦は見た犬」というハッシュタグはご存じですか? 名前からも想像できるとおり、物影から犬がちらりとこちらを見ている写真のタグです。今回は、その行動に潜む気持ちを、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。

「家政婦は見た犬」はシャイな犬

チラ見するレクちゃん
@rekukai7119
犬は猫に比べて、感情をストレートに表現するといわれています。うれしい、楽しい、悲しい、怒りなど、体も一緒に使って表現してきます。犬らしい感情表現に、飼い主さんも一緒に喜び共感し癒されることも多いでしょう。

しかし、中には遠慮がちでシャイ、控えめな犬がいます。多頭飼いの場合は、どちらかの犬がシャイになる傾向もあるそうです。また後から迎えた犬は先住犬に遠慮してしまうことも。そんな控えめな犬たちは、要求をストレートに表に出せないことがあるのです。

そのため、「家政婦は見た犬」のように、“遠くから顔を出してじっと見つめている”という行動をとる犬がいるようです。

そのときこんな気持ちなのかも

じっと見るそうちゃん
@southebernerbear
それでは、愛犬が遠くから顔を出してじっと見つめている場合は、どんな気持ちなのでしょうか?

例えばフードの皿の近くから顔を出しているようなら、「もっとフードないのかな?まだ足りないな」と思っている可能性があるそうです。

ほかにも、

「もっと遊んでほしいのに、もう終わりなのかな?」
「誰かきたのかな?」
「どこかに行くの?行かないでほしいな」
「そろそろ○○の時間かな?」
「おいしそうなにおいがするな。食べたいな」

など、シチュエーションによってさまざまな気持ちが隠されているそうです。

「家政婦は見た犬」への対応は?

ふくちゃんが見てます
@warashi_fuku
それでは、上記のような愛犬の行動に気がついたら、どのように対応するのがよいのでしょうか。

先生にうかがったところ、タイミングでどの要求かわかるときには、応えてあげるのも良いそうです。遊びにつきあってあげたり、散歩にいってあげたり、訪問者がいるときは紹介するように話しかけてもいいのだとか。

一方で食べ物の要求に関しては、すべて答えるというわけにはいきません。おやつをあげる場合は1日の総カロリーの10%以内にとどめるようにしましょう。
一見おもしろくてかわいい「家政婦は見た犬」ですが、実は犬のシャイな性格のあらわれである可能性もあることが分かりました。犬の性格も多種多様で、環境によって変化もするでしょう。理解したうえで上手に付き合っていきたいですね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参照/Instagram
文/kagio

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