ブンブン振ったり、ゆらゆら揺らしたり……。犬はしっぽを動かすことで感情表現するほか、全身のバランスを取ったり、体を温めたりしているのをご存じでしょうか?
ここでは、そんなさまざまな役割をもつ「犬のしっぽ」にまつわるエピソードをご紹介。専門家の先生の解説もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
好きな人にはフリフリ、苦手な人だと……(笑)
「好きな人には“高速フリフリ”、苦手な人には微動だにしないギャップが笑えます!」
(神奈川県・Aさん)
大好きな人に会えて喜んでいるようです
「大好きな人に会えて喜んでいるようですね。苦手な人だと固まってしまうのも可愛いです。ちなみに、相手を警戒している場合でも、しっぽを速く振ることがあるんですよ」
(先生より)
大好きな家族が帰ってくると……?
「大好きな家族が帰ると、壁にしっぽをバンバンぶつけてフリフリします……(笑)」
(東京都・Kさん)
大喜びしている証拠
「壁に当たってもしっぽを振り続けるのは、そんなことも気にならないくらい大喜びしている証拠でしょう。痛くないのか少し心配になりますが、チャーミングですね」
(先生より)
イタズラしながらフリフリするんです……
「愛犬がイタズラしながらしっぽを振って、かまってアピールしてきます! 可愛くてつい許してしまうのですが……」
(北海道・Mさん)
あえて振っているのかも?
「初めはイタズラ自体が楽しくて、しっぽを振っていたのでしょう。しかし今は、“イタズラ直後にしっぽを振ると飼い主さんがかまってくれる”と学習し、あえて振っているケースも考えられます」
(先生より)
プールで泳ぐときのしっぽがおもしろいんです!
「愛犬のミニチュア・ダックスフンドがプールで泳ぐとき、しっぽを“かじ”のように動かします。その姿がとってもおもしろいんです」
(兵庫県・Sさん)
上手にしっぽを使っているのでしょう
「これはおそらく、方向転換や水中でバランスをとるために、しっぽを使っているのでしょう。ミニチュア・ダックスフンドは泳ぎが苦手な犬種といわれていますが、しっぽを使って器用に泳ぐのはスゴイですね!」
(先生より)
知れば知るほど、犬のしっぽはおもしろい!
今回は、「いぬのきもち」読者の飼い主さんからよせられた、犬のしっぽにまつわるエピソードを4つご紹介してきました。
みなさんも、愛犬のしっぽにまつわるエピソードがあったら、ぜひ聞かせてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2019年11月号『かわいくて役立つしっぽに癒される“いやしっぽ”collection』(獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部バイオセラピー学科(伴侶動物学研究室)教授 増田宏司先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。