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がん、前庭疾患、腎不全……シニアになって次々と襲い掛かる病気と闘う犬

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この特集では、難病や障がいをもった愛犬とその飼い主さんの、闘病や暮らしの様子をレポートします。

今回ご紹介するのは、シニアになってから、がん、前庭疾患、慢性膀胱炎、腎不全、足腰の衰えなど、さまざまな不調が起きながらも、それらを乗り越えて暮らすレオンくんの話。17才のラブラドール・レトリーバーです。

13才のときに、初めての大病を経験

2ヵ月のときに迎えられたレオンくん。長女、長男とともに成長していきました

「若いときは、おもちゃを誤飲したり、人用の恵方巻を食べてしまったり。そんなトラブルは数えきれないほどあったのですが、命にかかわるような大病はそのときが初めてなんです」と話すのは、レオンくんの飼い主さんであるKさん。

それまで〝元気印〞そのものだったレオンくんは、13才の冬、初めて大きな病気を経験します。扁平上皮がんという悪性度の強いがんが、右後ろ足の指に見つかったのです。

指を切除する手術を決行

撮影/尾﨑たまき

「黒かった爪が突然白くなり、肉球も膿んでしまったので、受診したら、『がんの可能性があるから切除しましょう』と。とても驚きました」(Kさん)

がんは右後ろ足の指1本にだけ集中して進行していたため、その指はまるごと切除しなければいけませんでしたが、幸いなことに周囲には転移していませんでした。

そのため術後は、再び歩くことも走ることもできるようになったそうです。

一難去ってまた一難。別の病気が発症

撮影/尾﨑たまき

一見、ふだんの生活に戻ったかのように見えたレオンくん。しかしこのころから、徐々に不調があらわれるようになります。

がんの切除手術から約半年が経過した2018年6月。
レオンくんは散歩中、突然その場に倒れ、そして何もなかったかのように立ち上がって再び歩き出すという、奇妙な行動を見せます。

それから数カ月したある日再びレオンくんは倒れてしまうのですが、今度は立ち上がったあと、右へ右へと旋回するような、おぼつかない歩き方に……。

前庭疾患を患ってしまった愛犬

「受診すると、老化がもとの前庭疾患、と診断されました」(Kさん)

「前庭疾患」は、鼓膜の奥にある平衡感覚に関わる「前庭」という器官の神経に何かしら疾患が生じて、真っすぐ歩けなくなったり、頻繁に首を傾けるといった症状が出る病気です。

その後レオンくんは、定期的に前庭疾患の発作を繰り返すようになり、再発のたび、回復までに時間がかかるようになっていきました。


次回は、年齢を重ねて、さらに重度の腎不全を発症してしまったレオンくんの様子についてご紹介します。


※各情報は2021年5月15日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2021年7月号『困難と闘う!……その先のしあわせへ』
写真/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室

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