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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)[くっしんぐしょうこうぐん(ふくじんひしつきのうこうしんしょう)]
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の症状と治療、予防方法
解説
糖の代謝を助ける副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気で、シニア犬に多いです。水を大量に飲むようになり、オシッコの量が増えます。おなかがふくれ上がることもあります。また皮膚が全体的に黒ずむ、体の両側が同じように脱毛する、筋肉が弱くなるもしくは萎縮する、異常にたくさん食べるなどの症状もあらわれます。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療
脳の下垂体の異常か副腎の腫瘍が主な原因のため、下垂体が原因の場合は副腎から分泌されるコルチゾールの量を抑える薬を飲むことが一般的です。副腎腫瘍の場合は腫瘍の摘出手術をするか、もしくは薬でコルチゾールの量をコントロールします。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の予防
加齢に伴いなりやすくなるので、7才を目安に定期的に健康診断をしましょう。食欲が異常に高まったり、水を大量に飲むなどの様子が見られたら、早めに病院へ。
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