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過去2週間の記事アクセス数に基づくランキングです。
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大腸炎[だいちょうえん]
大腸炎の症状と治療、予防方法解説大腸の粘膜が炎症を起こす病気です。下痢を起こし、便には粘液が混じっていることがあります。炎症が進んで潰瘍ができると血液も混ざります。排便の回数が増え、便が出ないのに何度もトイレに入ったり、力んだりする様子が見られることもあります。原因食べ過ぎや食べてはいけない物、食べ慣れない物を食べたなど、食事や誤食が原因になっているものや、気候の変化が原因になっているものが多くみられます。外出や環境の変化などのストレスによって引き起こされることもあります。その他、ウィルスや細菌の感染、
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緑膿菌感染[りょくのうきんかんせん]
緑膿菌感染の症状と治療、予防方法解説緑膿菌は環境の中に常に存在している菌で、感染すると緑色の尿が出たり、膀胱炎になることがあります。しかし、緑膿菌感染自体はそれほど多くはありません。ただし免疫力の弱ったシニア犬は注意を。また、緑膿菌は人にも感染します。原因本来は毒性が低く、自然界や健康な犬の皮膚、腸管などに存在する緑膿菌が、免疫力が落ちた体内で増殖して有害になると、皮膚炎や外耳炎、膀胱炎などをおこします。症状からだの様々な部位で感染を起こします。皮膚や外耳に感染すると元々あった炎症を悪化させる原因になり
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常同障害[じょうどうしょうがい]
常同障害の症状と治療、予防方法解説自分のしっぽを追いかけ続ける、体の一部をなめたりかき続けている、名前を呼んでもその行動をやめないなど、病的なまでに同じ行動を続ける、または何度も繰り返す心の病気です。運動不足や飼い主さんとのスキンシップ不足からくるストレスが原因といわれています。ひまつぶしでなんとなくやったところ、心が落ち着いたために繰り返すようになるケースも。原因長時間の孤独や、少なすぎるスキンシップ、過剰な拘束や持続的なストレスなど様々な原因で起こります。症状しっぽや前足を自分で噛んだり舐め続けたり
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副鼻腔炎[ふくびくうえん]
副鼻腔炎の症状と治療、予防方法解説副鼻腔とは鼻の奥のほうにある空洞。鼻炎が進行するとそこまで炎症が広がり、鼻汁やくしゃみ、鼻の上の腫れなどが生じます。ひどいときには膿がたまり、蓄膿症になることもあります。原因感染やアレルギーなどによる慢性的な鼻炎からの波及の他、鼻周囲のケガや腫瘍が原因となることもあります。また、副鼻腔に近い第3,4全臼歯の歯周病の悪化による炎症の波及が原因となることも。症状くしゃみと鼻水、鼻の違和感から鼻を気にする仕草がみられたり、結膜炎を伴う場合には流涙が見られます。また、鼻の周りの
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外歯瘻[がいしろう]
外歯瘻の症状と治療、予防方法解説歯周病によって歯の根元に膿がたまり、その中の菌があごの骨を溶かして皮膚まで貫通してしまう病気。目の下などの皮膚に穴があき、そこから膿や血が出てくるようになります。口の中に穴があく場合は内歯瘻と呼びます。原因多くは、歯垢や歯石による歯周病が原因していますが、歯の破損や異物によって歯根部に膿瘍が生じる場合にも起こります。症状炎症を起こした歯根部から瘻管を形成するため、病巣から離れた皮膚がやぶれ膿汁が排泄されます。 たとえば、上顎第四前臼歯の歯根部に膿瘍がおこると、歯槽骨を溶か
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顔面神経麻痺[がんめんしんけいまひ]
顔面神経麻痺の症状と治療、予防方法解説顔面の神経が麻痺を起こす病気で、特発性と呼ばれる原因因がわからないケースが多いです。特発性以外では、甲状腺機能低下症や顔面神経の外傷、中耳炎や内耳炎、腫瘍によって顔面の神経が障害を受けることによっても生じます。神経の障害は左右いずれかにあらわれることが多く、まぶたを閉じることができない、唇や耳が動かないなどの症状が見られます。また、涙が減少するドライアイを併発することも。原因原因がわからず、顔面の麻痺以外に症状がない場合が多いです。そのほかには、中耳炎や内耳炎、腫瘍
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角膜浮腫[かくまくふしゅ]
角膜浮腫の症状と治療、予防方法解説角膜の内皮(いちばん内側の膜)の機能が低下し、角膜内に水がたまってむくんでしまう病気。角膜が膨張して目の透明感がなくなって白く濁ります。これに伴い、視力も低下します。角膜炎や緑内障により、併発することも。原因角膜炎、角膜潰瘍、緑内障など、目の病気の症状の一つとして現れることが多いです。 また、角膜内皮ジストロフィーという進行性の目の病気では突発的に現れることがあります。症状角膜が白く濁り膨張します。目ヤニが出やすくなる、目をしょぼしょぼさせるといった症状もでてきます。ま
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ものもらい[ものもらい]
ものもらいの症状と治療、予防方法解説ものもらいは、マイボーム腺炎の別称です。 マイボーム腺(まつげの根本付近にあって油脂を分泌している腺)が炎症を起こし、まぶたの縁が赤く腫れ上がり、目ヤニや涙が多くなります。炎症により腫れた部分が眼球に触れるとかゆみを伴い、犬が前足でこすることで角膜炎を併発することもあります。原因マイボーム腺が細菌感染により炎症を起こしたことにより発症します。アレルギー体質や、免疫力の弱っているようなタイミングで発症しやすい傾向があります。症状症状としてはまぶたの縁が赤く腫れあがり、い
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尿道炎[にょうどうえん]
尿道炎の症状と治療、予防方法解説細菌感染や結石などにより、尿の通り道である尿道に炎症が起きる病気です。血尿、膿混じりの尿などが出て、進行すると痛みを伴う頻尿や排尿困難、元気がなくなる、食欲の低下なども見られるように。尿道の違和感のために、メスは外陰部を、オスはペニスをよくなめるようになります。尿道炎の治療感染している細菌を特定し、抗生物質を投与します。結石が原因の場合は、結石を溶かす薬や手術によって結石を取り除きます。尿道炎の予防体力が低下していると細菌に感染しやすくなるので、栄養バランスのよい総合栄養
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核硬化症[かくこうかしょう]
核硬化症の症状と治療、予防方法解説眼球の中のレンズにあたる水晶体の中心部分の核が、加齢に伴ってかたくなることで発症。白内障と異なり、視力は失われません。原因水晶体の老化によるものです。症状かたくなった核に光が当たると乱反射して、目が白く濁ったように見えます。診断瞳孔の中に光を照射し、眼球の奥にあるタぺタム層からの反射光を観察します。なりやすい犬種全犬種核硬化症の治療視野に多少の影響が出ることもあるようですが、視力には問題ないので、手術などの治療は必要ありません。核硬化症の予防白内障と見分けるのは難しいの
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寒冷凝集素性疾患[かんれいぎょうしゅうそせいしっかん]
寒冷凝集素性疾患の症状と治療、予防方法解説寒い時期に耳の先端まで血液が流れず、耳が壊死してしまう病気。耳の先が欠けたようになったり、脱毛や出血が見られる場合もあります。原因自己免疫疾患です。 特に低温条件で赤血球の凝集がおこることが発症の原因になります。 耳介先端の毛細血管内で生じた赤血球の凝集により、血行障害が生じその結果耳介縁での皮膚病変を発症します。 症状病変部は、耳介の先端に生じやすい傾向があります。耳介縁の細い血管内で、寒冷時に生じる赤血球の凝集に伴う血行不良がおこり、その先の皮膚が部分的に変
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鼻涙管閉塞[びるいかんへいそく]
鼻涙管閉塞の症状と治療、予防方法解説目と鼻をつないでいる鼻涙管や、涙を排出する涙管が詰まって涙があふれる病気です。流涙症と同様、涙とともに目ヤニが出て、目頭から鼻のわきが汚れて皮膚が腫れることも。原因先天的なものは遺伝的要因で引き起こされます。通常、涙は蒸発や鼻涙管を伝って排出されるが、炎症や外傷、異物などにより、この鼻涙管をふさいでしまうことにより引き起こされる。症状鼻涙管が閉塞していると涙の排出がうまくいかず、眼からあふれ出るため流涙症となります。涙やけから、その部分の皮膚炎を起こすこともあります。
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咽頭炎[いんとうえん]
咽頭炎の症状と治療、予防方法解説のどに炎症が起こり、軽い場合は空セキが出る程度ですが、症状が重いと痛みが出て食欲がなくなり、セキもひどくなります。よだれが出たり、吐くようなしぐさをすることもあります。また、ゼーゼーと苦しそうな息をしたり、犬は鼻呼吸なのに、口を開けたまま呼吸することもあります。原因は食べ物がのどを通過する際、のどを傷つけてなるほか、鼻炎や口内炎などの周辺部位の炎症やウイルス感染が引き起こす場合があります。咽頭炎の治療薬の投与による治療をします。ネブライザー(吸引器)が必要な場合もあります
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膣炎(メス)[ちつえん(めす)]
膣炎(メス)の症状と治療、予防方法解説膣に細菌が感染して炎症を起こす病気です。ニオイや粘性の強いおりものが出る、膣が赤く腫れる、膣をなめるなどの症状があらわれます。交配や出産のときに感染することが多く、子宮内膜炎が膣まで広がったときにも、膣炎になります。膣炎(メス)の治療殺菌、消毒などで膣の洗浄を行うとともに、抗生物質などを投与します。膣炎(メス)の予防外陰部をお手入れで清潔に保ちましょう。すべてのメスがかかりやすいので、早期発見、早期治療のために定期的に健康診断を。
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低体温症[ていたいおんしょう]
低体温症の症状と治療、予防方法解説寒い場所にいたことや、重篤な病気で体力が低下した時などに、体温が37度台まで下がると低体温状態になります。足や全身が震えだし、ぐったりとします。高熱よりも危険で、まだ体が未熟な子犬に多いです。原因長時間寒い場所にいさせたり、持病で体力が低下しているようなとき、子犬や高齢な犬で起こりやすい。症状元気がなくなり、触れると冷たい感じがし、食欲もなくなります。進行すると全身の震えと浅い呼吸が認められます。低体温症の治療ただちに暖かい場所に移動させ、毛布で体を包むなどして体を温め
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チアノーゼ[ちあのーぜ]
チアノーゼの症状と治療、予防方法解説なんらかのショックにより血液中の酸素が不足することで、唇や舌が青色または青紫色に変色します。これは 生命にかかわる緊急事態なので、すぐに動物病院に行きましょう。原因血液中の酸素が不足する原因は様々ですが、一般的に、心疾患や肺疾患が原因となっていることが多いです。その他、熱中症、体温の低下、大量の出血の際にも見られることがあります。症状唇や舌が青~青紫色に変わります。診断唇や舌の変色を確認します。チアノーゼの治療チアノーゼの原因となるのは心臓病、肺炎、外傷による出血、熱
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円板状エリテマトーデス[えんばんじょうえりてまとーです]
円板状エリテマトーデスの症状と治療、予防方法解説自己免疫性疾患のひとつで、鼻の色が白くなったり、鼻全体にかさぶたができます。紫外線が関係しているといわれ、寒い地方生まれの犬や、紫外線に弱い白い毛の犬に多いです。円板状エリテマトーデスの治療免疫抑制剤などを投与するほか、強い紫外線を浴びると症状が悪化するので、日中の散歩や日光浴を避けるようにします。円板状エリテマトーデスの予防できるだけ、紫外線を避けることが予防につながります。とくに紫外線の強い春から秋は、散歩の時間に配慮しましょう。
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口鼻瘻管[こうびろうかん]
口鼻瘻管の症状と治療、予防方法解説歯周病によって歯の根元に膿がたまり、菌が上あごの骨を溶かして鼻腔内に穴が開く病気。口と鼻が通じるため、鼻水や鼻血、くしゃみが止まらないなどの症状があらわれます。原因多くは、歯垢や歯石による歯周病が原因していますが、歯の破損や異物によって歯根部に膿瘍が生じる場合にも起こります。上顎犬歯、第三切歯、第二前臼歯などの膿瘍が原因になる事が多いです。症状上顎の骨を溶かして瘻管が形成され歯根部の膿瘍と鼻腔がつながるため、鼻水や鼻血、くしゃみが頻繁に出るようになります。膿が混ざった鼻
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口蓋裂[こうがいれつ]
口蓋裂の症状と治療、予防方法解説おもに先天的な異常で上あごに亀裂があり、鼻腔と通じている状態です。とくに子犬はうまく乳を吸えず、栄養不足で衰弱するほか、食事や授乳のあとに鼻水やくしゃみが出るなどの症状があらわれます。また肺炎や誤嚥(食べ物が気管に入る)の原因になることも。原因先天的な形態異常の場合が多い。 後天的には、交通事故、感電や落下などの事故によっておこることがある。症状上あごが裂けてしまって、口と鼻がつながってしまいます。口の中を見ると上あごの中央から喉にかけて穴が開いているのが見えます。口と鼻
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肝臓病(肝不全)[かんぞうびょう(かんふぜん)]
肝臓病(肝不全)の症状と治療、予防方法解説なんらかの原因で肝臓の機能が働かなくなる病気を総称したもので、正式な病名ではありません。共通して、食欲不振や多飲多尿(水をたくさん飲み、たくさんオッシコをする)になるケースが多いです。肝臓病(肝不全)の治療症状に合わせた対症療法を行います。肝臓病(肝不全)の予防食事は栄養バランスのよい総合栄養食を与えましょう。