犬が好き
UP DATE
犬のニオイが気になる部位はどこ? ニオイの原因や特徴、お手入れ方法とは
今回は、いぬのきもち獣医師相談室の先生に、「犬のニオイの原因や特徴、お手入れ方法」について聞きました。
犬のニオイが気になる場所はどこ?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬にも体臭や口臭があり、特にニオイを感じやすいのは、肉球、耳、顔まわり、口まわりではないでしょうか」
ニオイの特徴や原因が知りたい
獣医師:
肉球・耳・顔まわり
「このあたりからは、皮脂に由来するニオイがします。炎症を起こしている場合は、皮脂の分泌が盛んになることで細菌や真菌が繁殖してしまい、ニオイが強く感じることもあります。
また、パグなど顔にしわが寄っている犬種の場合、しわに皮脂などの汚れが溜まりやすいので、ニオイが強い傾向にあるようです」
口まわり
「主に口の中からのニオイが感じられるでしょう。少し生臭いニオイがするかもしれません。歯石の付着具合によってニオイが強く感じられることがあります」
体臭
「皮膚が脂っぽい場合は、体臭を強く感じることも」
犬のニオイが気になったときのお手入れ方法は?
獣医師:
「まずは、清潔に保つことがニオイの対策になります。汚れが溜まりやすい肉球や耳の部分は、定期的に拭いたり、洗ったりして清潔を保ちましょう。口臭対策は、日常的に歯磨きをしたり、病院で歯石を除去してもらったりするといいでしょう。また、お水を飲む習慣をつけるのもおすすめです。
体臭が気になる場合は、犬の皮膚に合ったシャンプーを使用して、こまめにシャンプーをしてあげましょう。余分な皮脂を落とすことができます。
また、フードを変えてあげることで、ニオイが緩和されることも。良質なフードに変更したり、メインの食材を変更したりするといいでしょう」
取材・文/hare
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE