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森の中にひっそりある犬OKの北欧家庭料理カフェ【穴澤賢の犬のはなし】

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先代犬の「富士丸」と犬との暮らしと別れを経験したライターの穴澤賢が、
数年を経て現在は「大吉」と「福助」(どちらもミックス)との暮らしで
感じた何気ないことを語ります。

山の家のご近所さんカール家から、近くに北欧家庭料理の店があると聞いた。ちょうど草刈りばかりで疲れていたから、ランチがてら行ってみることに。いつも通っている道から一本入ったところだというが、看板も何も出ていないからどこを曲がればいいのか分からない。

お店は本当にあるのか?

教えてもらった通りの道に入ってみるが、周囲には建物らしきものが見当たらず、他に車も通っていない。どんどん鬱蒼としてくるし、この先に店があるとは思えない。間違えたか?と不安になりながらとりあえず進んでみる。

するとぽつんと建物が見えてきて、近づいてみると、どうやらここらしい。店の前には小さい看板がひとつだけ。幹線道路でもないから何気なく前を通る人もいないだろうし、車で10分ほどのところにいる私も全然知らなかった。やる気がなさすぎだと思うが、駐車場にはなぜか他にも車が数台車が停まっていた。ここを目指して来ないと通る必要がない道だから、きっと知る人ぞ知る店なのだろう。

静かでいいが、嬉しいのはここが犬OKだということ。先に来ていたカール家とテラス席で合流したが、涼しくて気持ちいいし、ここなら犬たちも快適だろう。

料理のお味は?

さて、北欧家庭料理とはどういうものか。ひとまず、スープと鶏肉料理のセットを頼んでみたが、最初に出てきたトマトのスープからすごくうまい。トマトをじっくり煮込んだだけらしいが、素朴で優しいほっこりした味がする。

続いて出てきた鶏肉と野菜も、いつも食べている味とは違い、シンプルな味付けで素材の旨さを引き出しつつ、深みのある感じだった。

ちなみに、このカフェの敷地の奥には犬OKのキャンプ場があり、泊まることもできるそうだ。こんな森の中みたいなところなら、犬たちもきっと大喜びするに違いない。

森の中にひっそりとあるところでスウェーデンとデンマークの家庭料理を味わうのも、なかなかいいもの。犬連れで八ヶ岳方面に行った際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

そうそう、夏はまったく問題ないが、これからの季節、特に11月頃になると朝夕は路面が凍結してノーマルタイヤでは怖いことがあるかもしれないから注意してね。あと、冬季は営業していないので、事前にチェックしてください。

北欧家庭料理 & カフェ ingrid / イングリット
https://cafe-ingrid.xyz/

〒391-0100
長野県諏訪郡原村16267-1236



プロフィール
穴澤 賢(あなざわ まさる)
1971年大阪生まれ。2005年、愛犬との日常をつづったブログ「富士丸な日々」が話題となり、その後エッセイやコラムを執筆するようになる。著書に『ひとりと一匹』(小学館文庫)、自ら選曲したコンピレーションアルバムとエッセイをまとめたCDブック『Another Side Of Music』(ワーナーミュージック・ジャパン)、愛犬の死から一年後の心境を語った『またね、富士丸。』(世界文化社)、本連載をまとめた『また、犬と暮らして』(世界文化社)などがある。2015年、長年犬と暮らした経験から「DeLoreans」というブランドを立ち上げる。

ブログ「Another Days」
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大吉(2011年8月17日生まれ・オス)
茨城県で放し飼いの白い犬(父)とある家庭の茶色い犬(母)の間に生まれる。飼い主募集サイトを経て穴澤家へ。敬語を話す小学生のように妙に大人びた性格。雷と花火と暴走族が苦手。せっかく海の近くに引っ越したのに、海も砂浜もそんなに好きではないもよう。

福助(2014年1月11日生まれ・オス)
千葉県の施設から保護団体を経て穴澤家へ。捕獲されたときのトラウマから当初は人間を怖がり逃げまどっていたが、約2カ月ほどでただの破壊王へ。ついでにデブになる。運動神経はかなりいいので、家では「動けるデブ」と呼ばれている。

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