犬が好き
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宮古島で生まれた生後約2カ月の野犬の子犬と家族に。トレーニングで苦労の日々も、今では笑い話に
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、ぺこちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。
ぺこちゃんとの出会い

その後、ぺこちゃんは飛行機に乗って東京で活動をしている保護ボランティアさんのところに迎えられ、家族になってくれる人を待っていたそうです。

飼い主さんによると、ご家族はもともと猫派だったそうですが、「犬を家族に迎えよう」と思ったときに出会ったのがぺこちゃんだったといいます。

「我が家は夫婦共に猫派で、子どもが産まれる前は猫を飼っていました。途中で保護猫の存在を知り、家族に迎えたいと思ったのですが、当時一緒に暮らしていた愛猫は多頭飼いに向かない性格だったんです。
今回は難しくても、『もし次に猫を家族に迎える機会があれば保護猫を』という思いがありました」
「そして先住猫が亡くなり、一番下の子どもが小学生になって『動物を家族に迎えたい』と言いだした頃のことです。
子どもたちの手が少し離れて、私も在宅でできる仕事を始めていたのですが、幼稚園の送迎がなくなったこともあり、ものすごい運動不足で…。
これはまずいなと思い、『私と一緒にお散歩をしてくれる犬を迎えよう。迎えるなら保護犬を!』と考えるようになったのです」
初めての犬との生活。トイレトレーニングで苦労した日々は、今では笑い話に
また、人のことをよく観察しているそうで、飼い主さんご夫婦の一番下のお子さんのことを「子ども」と認識しているのか、遊んでいても手加減しているような様子だそう。
「夫が仕事から帰宅すると、ジョイントマットの虫喰い具合で『今日はマットがたくさん残っているけどうまくいったの?』『天気がよかったから洗ったのが乾いただけだよ』なんてやりとりをよくしていました(笑)」
「ニオイが残ったらいけないと思いマットを洗剤でよく洗うので、私の手の荒れが酷くて…ずっとこのままなのかと不安になることもありました。
しかし、トイレを失敗する場所がわかってきてからは、『失敗する場所すべてにトイレを置いてしまおう』と、いろいろトイレを買っていたら、3つ目のトイレがぺこのお気に召したようで。
今は立ち位置を失敗しなければ室内トイレをマスターしました!」
ぺこちゃんとのお散歩は毎回とても新鮮
ぺこちゃんとは朝夕2回散歩に出ているそうですが、毎回いろんなことが起こるので新鮮でとても楽しいといいます。

真剣にニオイを嗅いでいたり、何かに反応して立ち止まったり、「その道はイヤだ!」と座り込みをするので引き返すと、途端に元気に歩き出したり。
ぺこちゃんとのお散歩の時間は、飼い主さんにとって楽しくて幸せな時間なようです。

飼い主さん:
「ぺこと一緒に旅行にも行きたいので、パーキングエリアなど、どんな場所でもストレスなく歩けるように現在練習中です!
私はぺことのお散歩が本当に大好きなので、シニア犬になっても元気に歩けるように、ぺこの体に気を遣いながらたくさんお散歩をしようと思います」

取材・文/雨宮カイ
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