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近づくと逃げてしまう元保護犬→今では家族を玄関にお迎えに行くまでに成長!家族に寄り添う優しい姿に癒される

それでも保護犬を迎えるのは大変なイメージがあったという飼い主さん。
飼い主さん:
「本当に2人で責任をもって終生を共にできるのか、決断まで約1年ほどかかりました」
そして保護犬の情報を収集し、とある保護団体の譲渡会に参加することとなります。
当初はもりぞうくんとは別の犬に会いに行く予定だったものの、実際にその犬の特性やお迎えの条件を確認したところ、一緒の生活は難しいと判断し、その犬のお迎えを見送ることになったといいます。
ですが、偶然にもその会に参加していたもりぞうくんと出会います。
もりぞうくんに出会ったとき、飼い主さん夫婦は、2人そろって「ビビビッ」と来たのがお迎えのきっかけだと言います。
飼主さん:
「その場で一緒にお散歩をして、ふれあい、特に私が心を奪われました(笑)」
もりぞうくんとの思い出

お迎えしたときとは違う、凛々しくなったこのもりぞうくんの姿に、飼い主さんは涙したのだそうです。
とても慎重な性格で、周りをよく観察し、物音にもとても敏感だという、もりぞうくん。
飼い主さん夫婦のことを深く知ってもらうために時間をたくさんかけたのだそう。
飼い主さん:
「初めは近づくと逃げてしまうもりぞうくんでしたが、少しずつ距離を詰めていき、初めて横に座らせてくれた時はうれしくて泣きました(笑)すごくマイペースですが、じっくりゆっくりと我々を受け入れてくれたのが分かります」
以前はおうちのなかで誰かが動くたびにサッとケージに入ってしまったり警戒して逃げるような仕草をしていたそうですが、ここ数カ月は飼い主さんの夫が帰宅すると、玄関まで走ってお迎えにいくようになったのだそうです。
また、もりぞうくんをお迎えしてから月に一度ほどドックランに行っているという飼い主さん。もりぞうくんの成長を感じるこんなエピソードも教えてくれました。
飼い主さん:
「初めは開放感からか一度リードを離すと呼んでも戻ってきてくれないことが多かったのですが、今では呼ぶとすぐに近くに来て、我々からの指示(コマンド)を理解し、実行してくれるようになりました。信頼関係ができてきているな、と感じます」
もりぞうくんはどんなコ?

毎日2回のお散歩も、もりぞうくんがルートを決めるそうで、飼い主さんが「こっちだよー」と促しても「絶対にこっち!」とゆずらないのだとか。
飼い主さん:
「これはわがままというよりも、もりぞうくんなりのこだわりと、我々へきちんと自己主張ができる、芯の強さを感じます」
また、もりぞうくんは“外弁慶”な性格で、飼い主さんいわく、お外では“グイグイ系”なのだそう。仲良しのお友だちの犬たちとじゃれ合っている姿を見るととても可愛くてたまらないと話してくれました。

飼い主さん:
「『どうしたの?』と聞いてくれているように見えます。とても癒されています」
「もりぞうくんは最高のパートナー」

飼い主さん:
「我々は幸せを感じていますが、きっともりぞうくんも幸せを感じていてくれていると信じています。
もりぞうくんは我々にとって、なくてはならない存在ですし、最高のパートナーだと思います。
これからももりぞうくんがストレスを感じることのない快適で穏やかに暮らしていける環境を作っていきたいと思います」
写真提供・取材協力/@morizou20231224さん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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