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「愛犬と飼い主さんが最後まで幸せに暮らすための老犬ホームを」友人の壮絶な介護体験がきっかけに

愛犬と飼い主さんが最後までともに暮らせるよう、シニア犬介護のサポートを行う「オレンジライフ湘南」の取り組みについて紹介します。

設立のきっかけは、友人の壮絶な介護体験

オレンジ色の看板が目印の明るい印象の老犬ホーム。外に犬の鳴き声が聞こえないよう防音設備を完備
オレンジ色の看板が目印の明るい印象の老犬ホーム。外に犬の鳴き声が聞こえないよう防音設備を完備
神奈川県の平塚駅から徒歩5分の立地にある老犬ホームオレンジライフ湘南(以下ホーム)。2015年の開業以来、目指しているのは『飼い主さんと愛犬が最後まで幸せに暮らすためのサポート』です。
 
ここでは、介護が必要なシニア犬を短期から長期間預かるサービスや、自宅で愛犬の介護をする飼い主さんのサポートなどを行っています。
 
代表の堀内理恵さんが、このホームを開業するきっかけとなったのは、今から約8年前、堀内さんの友人が愛犬の介護で心身ともに疲れ果てた姿を見て、「なんとかしてあげたい」と思ったことでした。
老犬ホーム オレンジライフ湘南 代表、歯科医師の堀内理恵さん。2013年ごろに友人の愛犬介護の相談に乗ったことをきっかけにオレンジライフ湘南を設立することを決意。愛犬はトイ・プードルのくろたくん(10 才)
老犬ホーム オレンジライフ湘南 代表、歯科医師の堀内理恵さん。2013年ごろに友人の愛犬介護の相談に乗ったことをきっかけにオレンジライフ湘南を設立することを決意。愛犬はトイ・プードルのくろたくん(10 才)

愛犬の介護に疲れたときは、少しの時間でも休むことも大切

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
「その友人は、私と愛犬くろたの散歩仲間で、13才になる大型犬のスタンくんを飼っていました。あるとき急にスタンくんの後ろ足が弱り始めて、あれよあれよという間に要介護の状態になってしまったんです」と堀内さんは当時を振り返ります。
 
堀内さんの友人は、24時間体制でスタンくんの介護をする生活となり、心身ともに疲弊していき、友人からも、スタンくんからも笑顔が消えてしまいました。
「そんななか、今度はスタンくんの激しい夜鳴きが始まり、隣人からの苦情で友人はますます追い詰められてしまったんです。私も懸命に友人のサポートをしていたのですが、できることは限られていました……。やがて、私からの連絡にも友人は出なくなってしまい、最後はひとりで、心身の不調を抱えながら愛犬が亡くなるまで介護をされたんですね。私は、こんなときにどこか頼れる場所があれば、と強く思うようになったんです」
 
堀内さんは、この体験をきっかけに、ホームの設立を考えるようになりました。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
次回は、老犬ホーム開業までの堀内さんの奮闘と開業後の様子、ホームで過ごすシニア犬たちの一日をご紹介します。

※各情報は2021年10月7日現在の情報です。
出典/「いぬのきもち」2021年12月号『犬のために何ができるのだろうか』
写真/尾﨑たまき
取材・文/袴 もな
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