犬が好き
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生後4カ月頃に保護され、4才まで施設で過ごしていた犬と家族に 「澄まし顔」→「優しい顔」の変化に喜びを実感
2022年の1月で、タクローくんと家族になって約4カ月が経過しました。現在、タクローくんとどのように暮らしているのか——飼い主さんにお話を伺いました。
保護犬の譲渡センターに通うなかで、タクローくんに一目惚れ
犬と触れ合える場所を探したところ、ある保護犬団体が運営する保護犬の譲渡センターで、保護犬たちと触れ合えることを知りました。
「先住犬はペットショップからお迎えしたコでした。当時は保護犬についてあまり知らず、『保護犬=野犬』のイメージがありました。『怖い感じなのかな?』と思いながらも、実際に譲渡センターに足を運んでみることにしたんです。
保護犬たちと触れ合ってみると、どのコもとても可愛くて。人見知りするコもいれば人なつっこいコもいたりと、保護犬にもいろんなコがいることを知りました」
そんなときに、保護犬の譲渡センターのInstagramを見ていると、「このコに一度会ってみたい」と思うコに出会ったといいます。そのコがタクローくんでした。
飼い主さん:
「ほかの犬たちが犬舎の奥で丸まっているなかで、タクローは犬舎の入口の柵に体を寄せて、なでてほしそうにしていたのがとても可愛くて。もう一目惚れでした。
亡くなった先住犬は小型犬だったので、お迎えするコも体重が10kgくらいまでのコを希望していましたが、当時4才のタクローは17kgも」
「それでもやっぱりタクローのことが気になり、センターの人からタクローの性格などを聞き、お散歩体験もさせてもらい、その日のうちに『タクローと家族になりたい』と譲渡希望の申込みをしました」
最初は緊張気味だったけれど、徐々に家での生活に慣れてくれた
今では“リビングの主”となり、日当たりが一番いい場所を陣取って、まったり寝ていることが多いのだとか。
おやつが大好きで食いしん坊! 甘えん坊な一面も見せ始める
また、タクローくんは甘えん坊で、なでられるのも大好きなのだとか。控えめな性格なのであまり「かまってアピール」はしてこないものの、なでてほしいときなどにはご家族の近くに寄ってきて、背中を向けて座り静かにアピールしてくるそうです。
タクローくんの変化が家族の喜びに
それが今では、なでてもらって嬉しそうな顔をしたり、かまってもらえなくて拗ねたような顔をしたりと、少しずついろんな表情を見せてくれるようになりました。
「お散歩中に通りすがりの人から、『お利口さんな顔、賢そうな顔をしているね』などと声をかけてもらうことは何度かあったのですが、ある日の散歩中に、『優しそうな顔をしているね』と声をかけてもらったことがあったんです。
ちょうどタクローがいろんな表情を見せてくれた時期だったので、家族以外の人が見ても『タクローの表情が優しい』と感じてもらえたときは、本当に嬉しかったですね」
飼い主さん:
「タクローに我が家に来てよかったと思ってもらえるように、これからも毎日楽しく過ごしていきたいです。タクローはお出かけが好きなので、いろんな場所に連れて行き、みんなで楽しい思い出を増やしたいです」
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