犬が好き
UP DATE
ケージの中で人形のように固まっていた保護犬 無表情で臆病だったコの変化に喜びを実感
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、むぎちゃんとの出会いのエピソードや現在の暮らしの様子について、飼い主さんにお話を伺いました。
譲渡会で当時約1才半だったむぎちゃんに一目惚れ

その後は保護施設で過ごし、家族になってくれる人をむぎちゃんはずっと待っていたそうです。

当時、犬と暮らすことを考えていた飼い主さんご家族は、たまたま足を運んだ譲渡会でむぎちゃんと出会ったのだといいます。
「2019年3月末、保護犬の譲渡会に主人と足を運んだときのことです。ケージの中で微動だにせず、お人形さんのように固まっていたむぎに、主人が一目惚れをしてしまって。
『このコを家族に迎えたい!』と決めてから話はトントン拍子で進み、4月14日にむぎを正式譲渡してもらうことになったんです」
少しずつできることが増えていくむぎちゃんを見て、成長を感じる日々
「公園やドッグラン、人がたくさんいるところなどを歩いたりと、むぎと私は毎日のように外に出ました。すると、散歩の回数を重ねる度に歩ける場所が増えたり、車やトラック、知らない人などがいても、むぎはへっちゃらで歩けるようになったんです」
「個体差があるとは思いますが、ほかのワンコが普通にできることであっても、むぎのような臆病な犬にはハードルが高いこともあったりします。
なので、できなかったことができるようになったときは『すごく成長したな! 変わったな!』と実感し、とても嬉しくなりましたね」

「むぎがむぎらしく過ごせるように」

飼い主さん:
「むぎはいつもみんなに気を遣う、とても優しいコです。私たち夫婦の子どもが産まれたときも、子どもが泣く度にむぎは近くに行って心配そうにクンクン鳴いたりと、私たちと一緒に育児をしてくれているようで。むぎの優しさに、いつも助けられていました」
「出会いは偶然でしたが、私たちはむぎが手にした一生の家族です。むぎがむぎらしく、ゆっくりまったりと過ごせるように、これからもみんなで楽しく暮らしていきたいですね」
UP DATE