犬が好き
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野犬が産んだ子犬の“おてんば”な姿に惹かれ家族に。しつけで苦労するも、思わず驚いた愛犬の成長

いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、咲季ちゃんとの出会いのエピソードや現在の暮らしの様子について、飼い主さんにお話を伺いました。
「ご縁があればまた犬と暮らしたい」と思っていたときに、咲季ちゃんとの出会いが

別れはつらく悲しかったけれど、伊吹ちゃんとの楽しい思い出を振り返るなかで、ともに素敵な時間を過ごせたことへの喜びや感謝の気持ちが大きくなっていました。次第に、「ご縁があればまた犬と暮らしたいな」と思うようになっていたそうです。
ある里親募集サイトを見ていたときに、元気いっぱいに遊ぶ子犬たちの写真が目に留まったそうですが、そのうちの1頭が咲季ちゃんだったのです。
咲季ちゃんは野犬の母犬が産んだ子犬だった
その後、咲季ちゃんの母も無事に保護されて、現在は保護施設で暮らしているそうです。
「咲季たち兄妹の写真に惹かれて見学の申し込みをし、子犬部屋ではしゃぐ兄妹の様子をゆっくり見ることができました。
どのコもとても可愛かったのですが、そのなかでも表情がわかりやすいおてんばさんだった咲季を夫婦ともに気に入って。一旦家に帰って相談し、咲季を家族に迎えることを決めたんです」
素直な性格の咲季ちゃん。空回り気味になってしまうところも愛らしい
飼い主さんは、咲季ちゃんの行動やしぐさ一つひとつがとても愛らしいと感じているといいます。
「甘えん坊な咲季は、私たちが座っていると足にくっついてきたり、『なでて! なでて!』とすり寄ってきたりします。
また、人も犬も好きで、道で人や犬に会うと大好きすぎて空回り気味になるところもあるのですが、ちょっと残念な感じになってしまうところも愛らしいです(笑)」
「ほかにも、外が楽しくてなかなか家に入ってくれないとか、テンションを上げすぎてあとでぐったりしてしまうとか、『ちょっとは大人になって!(笑)』と思うところもありますが、毎日楽しそうな咲季の様子を見ていると嬉しくなりますね」
しつけで苦労することもあるけれど、気長にトレーニングを続けて少しずつ改善が見られるように
しつけについて本やインターネットを参考にしたり、しつけ教室に参加したり、犬友さんに相談したりと、ご夫婦は咲季ちゃんと日々向き合っていきました。
最初の頃は車も苦手で5分も乗っていられなかった咲季ちゃんですが、練習していくうちに半日程度の移動ができるまでになったそう。
家から少し遠くの観光スポットまでドライブしたり、温泉や観光地のコテージで1泊したりと、飼い主さんは咲季ちゃんとの小旅行も楽しんでいるといいます。
飼い主さんはそんな咲季ちゃんの姿に驚きつつ、「私たちが知らない間に成長していることもあるんだなと思い、咲季の成長を嬉しく感じました」と話していました。
「長く一緒に、楽しくて普通の毎日を続けられたら」
最後に、咲季ちゃんとのこれからについて、このように思いを話してくれました。
「とにかく、無事に元気で毎日を過ごしてほしいと思っています。そのためには、私たち夫婦が健康であることも欠かせません。
咲季と長く一緒に、楽しく普通の毎日を続けられるように。そして、咲季に『うちのコになってよかったな』と思ってもらえるように、これからも咲季と過ごす毎日を大切にしていきたいですね」
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