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柴犬あるある、パカッと尻尾の毛が割れたとき意外な色味や質感がみえるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.154

今週の「柴犬のここが好き」

風を切って走ると、
しっぽの真ん中が割れるとこ。

しっぽの中の毛って意外と黒いんだね。

向かい風で、しっぽの毛がパカッと割れてしまうことってありますよね。
普段なかなかしっぽの中の毛の色まで見ることはできないので、
(あ、こんなに黒い毛が生えてたのか。)と思うことはないでしょうか。
途中までは白い毛が、根元の方だけ黒くなっているのです。
なぜなのか・・・

私はこれを『深み』と呼んでいます。
柴犬さん(赤柴さん)は要所要所に黒い毛があって、茶色に深みを出しているのです。
料理で言うところのコクです。
カレーにチョコレートを入れる感じです。

そして、しっぽの毛って、、バシバシですよね?
他の部位より太くて硬くないでしょうか?

余談が多くなりました。
しっぽで風を受け、舵を切って走る柴犬さん。
急カーブもお手の物。
左右の切り替えも見事で、すぐに撒かれてしまいます。
一緒に走るのは諦めて、気持ち良さそうに走る柴犬さんを見るのがいいですね。


今週のおまけ

こよみさんのしっぽは先端が割れています。
サソリの尾のように。

この割れている白い毛がものすごく「ぶっとい」のです。
お口の周りに生えているヒゲくらいの太さがあって、ヒゲよりもマットな白色なのです。
他の毛より長さもあって、とにかく目立ちます。

そして、ものすごく敏感です。
毛先に少し触れただけで「ビクッ!!」と飛び起きるので、こちらの方がびっくりします。

こよさんはそのぶっとい白い毛の長さまで意識して寝転がる訳ではないので、
こよさんの方から触れさせてくることもあります。
しかし、触れて「ビクッ!」となるとものすごく私を責めるのです。

「ちょっと〜しっぽに触れないでくれる?」とうすーい目で見てきます。

私はここにいただけなのに、こよさんがそこに寝たから触れただけなのに。
理不尽だとは思いながらも、こよさんがそう言うなら仕方ありません。
「す、すみません。」と、私が場所を譲るしかないのです。

どうしてあの毛はあんなに長くて太いのか。
センサーの役割をしているのでしょうか。
家でゴロゴロするときにはそのセンサーを切っておいてほしいなと思うのでした。

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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