犬が好き
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柴犬あるある、それぞれの「柴犬距離感」が存在するとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.156
今週の「柴犬のここが好き」
無言でものすごく近くにいるとき、
見ていてとってもヒリヒリするよ。
そんなに近づいて大丈夫?
どちらかが少しでも動いたら「ガウッ!」ってならない?
どうしてその距離感になったのかわからないくらい、お互いに近づいていることがありますよね。
本犬たちも意図していなかったのか、なんとなくピリッとした空気か漂っているのです。
どちらが先に動くのか…
まるで時代劇で見る武士のような緊張感。
こちらの心配をよそに再び寝息を立てていることもあれば、
スッと立ち上がって、何事もなかったように解散することもあるのですが。
一般的に柴距離は程よい距離感をとって離れていることを指しますが、
このヒリつく距離感も意外にあるあるだったりするのです。
近くで寝ていて、寝返りを打ったときに触れてしまってものすごく怒られている場面に遭遇することもあります。
あれはかなり理不尽ですが、見ている方は思わず笑ってしまうほっこりな瞬間だったりもしますね。
今週のおまけ
こよみさんはお友達とワヒワヒするのが苦手なので、
この距離感でも十分ヒリついています。
おそらく
(あ〜ヒリヒリする。前にも後ろにも行けへんやんか!)
と思っているに違いありません。
二柴のちょうど真ん中の絶妙な位置に構えました。
これ以上近づくと一触即発になりかねません。
柴犬さんたちはこうしてお互いに大丈夫な距離を測っているのですね。
こよみさんを挟んでいる二柴さんは家族なので、こよみさんは明らかに不利です。笑
(手前の子に気を取られて後ろに下がったら、後ろの子にケツアタックをして怒られるかもしれない。
一か八か前方右方向に飛び出したら、手前の子も飛びかかってくるかもしれない。)
こよみさんが一生懸命に考えているのが伝わって来て、可愛くてたまらなくなりました。
実際にはこよみさんが想像した(私が想像しているのですが)ようなことはなく、
三柴共にすすす…と動いて平和的に解決しましたのでご安心ください。
大丈夫な柴距離も柴それぞれ。
その様子を観察するのは実に興味深いものです。
作者紹介:ここ柴
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