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留守番中の愛犬をペットカメラで観察したら、意外な行動に… 困りごとには対策を!|獣医師解説
【調査】留守番中の愛犬をカメラなどで見たとき、その行動に驚いたことがある?
【体験談】カメラで目撃! 留守番中の愛犬の驚きの行動
寂しそうな素振りを見せていたのに…
- 「出かけるときは嫌がって吠えたりしてたのに、いざひとりになればひとりの時間も快適なようで、思いっきりヘソ天して手足パッカーンと開いて爆睡している」
- 「出掛けて誰もいなくなると、自らケージに入って寝る」
- 「自分が家を出るときは寂しそうに鳴いてたのに、ドアの閉まる音を聞いた途端、ひとりで遊び出したとき」
飼い主さんの不在時におもしろ行動を…
- 「子犬の頃、ケージのベッドをひっくり返して、その中に潜ってベッドと共にモゾモゾ移動するので、笑ってしまったことがあります」
- 「眠りながら顔だけ動かしてフードを食べてたこと」
カメラはこんな犬の姿も捉えていた!
- 「見えない所に隠れていた」
- 「家に来たばかりのときに、お留守番訓練のため30分、1時間と刻んで留守番させて、2時間のときに試しに古いスマホで録画したら、遠吠えしててビックリしました。その後、すぐにお留守番はへっちゃらになりました」
- 「ケージの角を留めている金具をかじって外していたとき」
- 「普段は絶対に使わないトイレに排泄し、ちょうど吐き戻したい感じも見られたので慌てて帰りました」
一方で、ケージをかじるなどのイタズラをしていたり、調子が悪そうな愛犬の様子をカメラ越しに見て、心配になってしまった飼い主さんもいるようでした。
【獣医師解説】犬が留守番中にする行動の理由 飼い主さんができる対策は?
留守番中のよくある犬の困りごとと対策について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「アンケートの回答にもありましたが、留守番中にケージを噛んでしまう犬の話はよく聞きます。留守番の不満や不安感からケージを噛んでしまうのでしょう。
ケージを噛むと歯が折れたり、誤食につながる恐れもあります。対策として、ケージの内側にアクリル板を設置するなどの工夫が必要でしょう。
また、日頃は飼い主さんの目があると我慢していることも、いなくなったことでタガが外れ、物をかじるなどのイタズラをすることがあります。愛犬がかじると危ない物は、必ずしまってから外出してください。
ドッグフードや台所の生ゴミなどをあさって食べてしまい、胃拡張や消化不良を起こし、体調を崩して来院されるコもいます。食べ物でも、管理には十分に気をつけてください。
愛犬が安心して留守番できるようになるためにできることとしては、普段から犬が一頭で過ごす時間を一定時間設けることです。
飼い主さんとずっと一緒にいると分離不安や一頭で安心して留守番ができないコになってしまいます。飼い主さんは、日頃から意識してみてくださいね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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