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柴犬あるある、食に関して真剣すぎて目が"マジ"なとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.160

今週の「柴犬のここが好き」

目が"マジ"なとこ。

決して目線を外さない。
一心不乱に食すのみ!

食べ終わっても"剥がれ"なくて、ぐぐぐーって頭を押さえたりしちゃう。

好きなものに対する情熱がすごいですよね。
「目の色が変わる」と言いますが、本当に変わっているので驚きです。

食べる勢いもすごくて、まるでフードファイターのようになっている子もよく見ます。
そして食べ終わっても、「もう味もしないと思うけど?」というところまで、いつまでも舐め続けたりします。

なんとかやめさせようとするのですが、くっついているのか思うほど全く"剥がれ"ません。
ちょっとオーバーに手のひらで額を押さえて"剥がそう"とするのですが、
結局こちらが根負けしてしまって気がすむまで舐めさせてあげることが多いですよね。

「優雅な食事タイムを楽しんでほしいわ。」
なんてこちらの勝手な注文で、本犬は好きなものは早く食べたいし、いつまでもその味を感じていたいですよね。
好きなように食べてくれていいよ。

目がマジになる程喜んで食べてくれているんなんて、とっても嬉しいことですよね。

今週のおまけ

こよみさんの目がマジになる時。
それは、空き箱の解体をお願いされる時。

ティッシュやお菓子など、紙箱の中身がなくなるとこよみさんの出動です。
箱をつぶし、ちぎってぽい!
ちぎってぽい!を繰り返して、箱を小さくしてくれます。

「これで捨てやすくなりました。ありがとうございます。」

お礼を言って、飛び散った紙箱の切れ端を拾い集めます。
食べてしまわないようにずっと横で見ていないといけないので、
正直こよみさんにお願いしない方が楽に捨てられるのですが、それはこよみさんには秘密です。

機嫌よくちぎってくれるので、こちらはあくまで「助かります」のスタンスです。

その"空き箱解体依頼"が入るときに、こよみさんの目がマジになるのです。
こよみさんが誤飲しないようにビニールなどはあらかじめ剥がしておくのですが、その作業が待ちきれないのです。
(早く早く!早く私に渡しなさいよ!)

それはそれはマジな目で圧をかけてくるのです。
いよいよ待ちきれなくなると、ちょっと怒ってるの?と思うような顔になります。笑

「お願いします。」とお渡しすると、(もう!辛気臭いわね!)と箱を取り上げて作業スペースに持っていってしまいます。

かわいいけど怖い。
怖いけどかわいい。

解体作業の終わりは突然で、見事に散らかした状態でこよみさんは去っていきます。
今日もありがとうございました。


作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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