犬が好き
UP DATE
最愛のペットを失ったそのとき、私たちの体に起こるかもしれないこと
しかし、それはいつの日か訪れてしまうもの。大きな悲しみの淵に立たされた私たちの体には、どんなことが起こるのでしょうか?
この記事では、アメリカに住むジョニー・シンプソンさんのケースを紹介します。
愛犬を亡くした悲しみで、「たこつぼ心筋症」に
この聞きなれない病名(英語でもtakotsubo cardiomyopathyと表記します!)の症状は、心臓発作と非常に似通っており、ときに「心臓発作の模倣」とすらいわれるよう。
日本では大震災のときに、たこつぼ心筋症の患者が増加
あるいは、体のストレスホルモンが大きく増大したときなどに、健康な心臓を持った人にも引き起こされるとも。実際に、日本でも2004年の新潟県中越地震や2011年の東日本大震災の際に、患者が増加したとの報告もあります。
彼女が2016年に受けたこの診断は、ペットの死が心臓に深刻な影響を与えたケースとして学術誌に掲載されました。
ペットを看病する飼い主の「心の負担」の大きさ
愛犬を亡くしても、動物を愛することはやめない
もはや“家族”ともいえる最愛のペットの死ーー自身の体に症状が出てしまうことが証明しているように、つらい経験といえます。
しかし、深い悲しみに暮れてしまうほどの“かけがえのない存在”に、一生の間に出会えたということ。偶然だったのか、必然だったのかはわかりませんが、ペットとの出会いは私たちの人生において、紛れもなく幸福なことだったのです。
彼らの死を受け入れることができたとき、そんなことを感じられるのではないでしょうか。
UP DATE