犬が好き
UP DATE
「愛犬は甘えん坊」と答えた人はなんと9割以上! 「いきすぎ」はどこから?
愛犬は甘えん坊だと思う飼い主さんは9割以上!
愛犬の甘えん坊エピソード
・「寝っ転がっている私のお腹の上でへそ天して、幸せそうな顔で熟睡」
・「常に家族の誰かの側にくっ付いている」
・「パパがソファーに座った瞬間、膝の上に乗っています。そしてパパを見上げ、なでられ待ちをしています」
・「ずっと隣にピッタリくっついて来る。寝る時もいつも背中をくっ付けて、いびきをかいて寝る」
・「隙あらば、家族の膝の上に乗ってきます。みんなが忙しそうにしていると、キュウンと控えめに鳴いています」
犬が甘えん坊になるのはどうして?
――犬が甘えん坊になるのは、どのような要素があるのでしょうか。
白山先生:
「まず、犬の性格が大きな要素として考えられます。もともと甘えん坊だったり、怖がりや神経質だったりするタイプがあげられるでしょう。
ほかにも犬の体格が小型であるほど甘えん坊になりやすい傾向があります。また、犬が飼い主さんを信頼している関係性や、お留守番が多い環境、犬の要求が通りやすい環境なども影響すると考えられます」
”線引きしたほうがいい”ラインはどこ?
白山先生:
「なんでも愛犬を優先にしてしまったり、おねだりにいつも応えてあげたりするような状況は避けましょう。
愛犬が飼い主さんと少しでも離れると不安やストレスを感じてしまう状況であれば、かなり飼い主さんに依存している状況といえます。また、おやつやゴハンがもらえるまで吠え続けたり、噛んだりするなどの問題行動が見られる場合にも注意が必要です」
適度な関係を築くためにはどうしたらいい?
白山先生:
「そのような状況にならないためにも、ふだんから飼い主さん主体で接するように心がけましょう。愛犬からなんらかの要求があった場合、すぐに応じるのではなく、飼い主さんの用事が済んでからや、「おすわり」などの号令に従ってから、などワンクッションおくようにしてください。また、要求吠えをしていたり、飛びついてきたりしている場合には静かになってから構うように徹底するといいでしょう。
さらに24時間一緒にいる事が当たり前になってしまわないように、毎日、あえて愛犬だけで待たせる時間を作るように心がけてみてください。待っていれば必ず飼い主さんは戻ってきてくれる、ということを理解してもらえるようにしましょう。
ただし、毎日お留守番が長くなりすぎないよう愛犬とのコミュニケーションの時間もしっかり取ることも大切です」
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE