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テーブルに登らない、わが家流の「しつけ?」「穴澤賢の犬のはなし」

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テーブルに登らない、わが家流の「しつけ?」

大吉も福助も、人間の食事がテーブルに並んでいても、食べることはない。わが家はダイニングテーブルではなく、床に座って食べるスタイルなので、犬でも届く高さに食べ物が並ぶ。この前書いたように「ちょっとちょうだい」と目で訴えてくることはある。が、たとえ目を離して、人間が部屋から出ても、勝手に食べることはまずない。かつて一緒に暮らした富士丸も、そうだった。

そのことについて、「なんで食べようとしないの?うちなんか目を離したら瞬殺だよ、信じられない!」と同じ犬飼いからよく驚かれる。たしかに友人の家で、みんなで食事をしていると、常に食べ物を狙う犬を警戒しないといけない場面はある。そこで飼い主がいくら「ダメ!」と叱っても、ほぼ効果がないのことも知っている。

考えてみれば当然の話で、犬にとってはテーブルもソファーも同じもので、ソファーには乗ってもいいが、テーブルには乗ってはいけない理屈などわかるはずがない。ましてや、目の前に食べ物があるのにガマンする必要など、どこにもない。

ではなぜ、大吉と福助はそうしないのか。実は、よくわからない。特別な「しつけ」をした記憶はないからだ。ただ、ひとつだけ意識したことがある。それは、テーブルに足をかけたり、上がったり、人間の食事を食べそうになったときに、「叱る」のではなく、「驚く」ということ。

大吉も、子犬の頃はテーブルに足をかけてみたり、登ろうとしてみたり、人間の食べ物を狙おうとしたことはある。そういうときに「駄目だよ」と叱るのではなく、「えぇ!? 何やってんの!?」と、ビックリして見せるのだ。

犬はバカではないので、人間の感情をある程度読み取る。叱れていることもわかっているし、このくらいだと大丈夫だと舐めたりもする。そして、驚かれるとドキッとするらしい。こちらがビックリした素振りを見せると、一瞬固まったりする。

大吉は、テーブルに足をかけようとする度に、それを2、3回やっただけだ。そのことで、なんとなく「テーブルに足をかける=あり得ないこと」だと認識したらしい。同様に食べ物を狙ったときも「えぇ!?もしかして今、食べようとした?」と驚く。すると逆に「まずかった?」という顔になり、以後しなくなった。

「そんなアホな」と思うかもしれない。自分でもこれが正解だとも思っていない。ただ、同じことを福助にもした結果、最初はテーブルに飛び乗ったりしていたのが、一切しなくなった。驚いて見せる回数は大吉よりも多かったと思うが、叱ったことはない。ただ、驚く。それだけなのだ。ポイントは、できるだけ大袈裟に言葉も加えてリアクションすること、だろうか。

幼いうちの方が効果的なのかもしれないが、人間の食事を狙う犬にお困りの方は、ぜひお試しを。効果がなかったら、ごめんなさいよ。

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