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柴犬あるある、落ち葉の山を見つけるとつい埋もれるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.223

今週の「柴犬のここが好き」

(秋を先取りシリーズ ※2週連続です。)
その1:秋のかくれんぼ~バレバレ編~
落ち葉に埋もれて擬態するとこ。
と、見せかけて?
実は、銀杏のくさくさに埋もれたいとこ。

柴犬さんて、どうしてその臭いというか、独特のにおいのものが好きなのでしょうか。
体にその"かほり"ををこすりつけて満足げ。

ご主人の止める声(悲鳴)なんて全く気にせずに、一心不乱にスリスリスリスリ。
力を込めてこすりつけるので、満足して起き上がった時には本当に完璧にその"かほり"をまとっているのです。
自分自身のフレーバーと合わさって、それはもうなんとも言い表せないものに。

本犬が満足ならそれでいいか。と大概のことは多めに見がちなご主人ですが、さすがにこのままうちにあげるわけにはいかないとお風呂直行パターンもあるあるですね。
車でお出かけした時はちょっと悲惨な時もありますが、窓全開で走りましょうか。

今週のおまけ

先代犬のハナは本当になんでも体にこすりつけるタイプでした…。

お散歩コースにラーメン屋さんがあったのですが、そのお店の裏に捨てられていた背脂の塊のようなものに背中をこすりつけたことがあります。
拭いても拭いても脂がはじいてどうにもならず…、ベトベトテカテカになったハナを見て途方にくれたこと。

畑に撒かれた牛糞にダイブして、顔もお腹も牛糞まみれに。
「あなたは、ハナですか?」と確認したくなるほど体の色がが変わってしまったこと。
そのハナを連れて家まで帰るのですが、歩いている間ずっと臭くて、子供だった私は泣きそうになったこと。

田舎だったこともあり、ハナがこすりつけたくなる魅力的な"かほり"のものが豊富だったのです。
ここで書くのは憚られるものばかりですが、本当にいろんなものをこすりつけていました。

それに対してこよみは全くと言っていいほどそういうことをしません。
お外でも、モフして欲しければどこでもゴロンはしてしまいますが、こすりつけるということはありません。
たまにクンクンスンスン、息を吐くのを忘れてないかと心配になる程、必要ににおぐことがありますが、最後は「クサっ!」というように頭を振って立ち去ります。

本当に犬それぞれ、性格がよく出ていて面白いものです。

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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