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エンジン音で飼い主さんの車を聞き分けられる!?犬の「五感」のスゴイこと7つ
今回は、犬の「五感」にフォーカスを当てて、彼らのスゴイところを見ていきましょう!
【視覚】動くものなら、遠く離れていても即反応!
野生時代の犬は、広い平原を走る遠くの獲物を見て追っていたので、止まっている近くのものより遠くで動くものを認識する力が培われたのでしょう。
【視覚】暗い場所でもよく見える!
野生のころ、夜でも狩りをしたり移動したりしていたことで培われた能力なのです。
【聴覚】耳で聞いた音源の場所を突き止める!
音源の探知機能はきわめて誤差が小さく、その正確さは人の2倍とも!
【聴覚】エンジン音で飼い主さんの車の音を聞き分けられる!?
【聴覚】超音波もキャッチする!
飼い主さんが家からかなり離れているときに帰宅が察知できる犬がいるのは、遠くの小さい音を聞く能力のほか、足音から発せられる超音波を犬が聞き取っているからともいわれています。
【嗅覚】ニオイで病気のわかる犬がいる
日本でも病気の有無を人に教えるため、ニオイの変化に反応するようトレーニングされた犬がいます。
がん探知犬のエスパーちゃん(ラブラドール・レトリーバー/メス)は、トレーニングの結果、100%に近い確率で吐いた息でがん患者を当てられるようになったそう!
【嗅覚】脂肪のニオイを感じる嗅覚は、人の1億倍!
ちなみに、花のニオイに関しては人の100万倍。それでも充分スゴイのですが、脂肪と花でここまで違うのもおもしろいですよね。
気になる疑問:鼻がいい犬にとって、人が普通にわかるニオイはきつすぎるのでは?
犬はこしょうや酢などの刺激臭や柑橘類のニオイが苦手ですが、それ以外はニオイに適応できるので、とくに気にしなくても問題ないでしょう。
人は犬たちをすぐれた助手としてこれらの能力を借りて、ともに暮らすようになりました。鋭い五感で知り得た情報を人に伝えてくれるのが、犬のスゴイところ!
犬たちの助けによって、人は発展することができたともいえるのです。
(監修:哺乳類学者、日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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