東海地方や西日本では猛暑が続いていますが、我が家の辺りは暑さが一段落しました。毎朝5時に散歩に行っていましたが、6時でも大丈夫になりました。
「おはようございます。」
ごらんください、マロたんがハァハァしていません。いつもは車ですが、この日は歩いて行きました。散歩ですもん、歩かないとね。
猛暑の影響で芝がことごとく枯れています。この公園はしっかり水撒きされているので、例年なら一部枯れている箇所はあっても他の部分も青々としているのに。枯れた芝は青々している芝と比べて冷たくない気がするのですが、思い込みとか勘違いでしょうか。
やっぱり青々としている芝は冷たい気がする!日陰の部分は特に。マロたんもここから動こうとしないし。家ではわざわざエアコンの効いた窓辺で日向ぼっこをし、ヘロヘロになっていることもあるのに、外ではちゃんと涼しい場所をわかっています。
それでもやっぱり涼しい時間帯に歩いたほうが健康のために良いと思うので、誘ってみたところ相変わらずのトボトボさん。嫌なのに「おいで」と言われて頑張るマロたんが健気で朝から泣きそうになりました。…泣きそうになっただけで泣いてません。
けれど、この後わたしは本当に泣きました。
実を言うと、マロたんの大好きなじぃじが体調を崩して入院したのです。施設はベッドサイドまで犬OKでしたが、病院ではそうも行きません。
そんなマロたんに「じぃじに会いたい?」と聞きました。
その時の動画です。
じぃじ、と言う単語に反応し、キュンキュン泣いたマロたん。こんな時は「鳴く」ではなくて「泣く」だと思います。
犬の愛情はどこまでも深くて強いものなのですね。
この小さな頭には、生まれてからの7年分の記憶が詰まっていて、可愛がってくれた人のことはおそらく永遠に忘れないのですね。ツンデレなじぃじとツンデレなマロたん、ふたりにしかわからない思い出もあるのだと思います。
じぃじが元気な頃、人間用のお菓子をこっそりマロたんにあげるじぃじに対し、わたしはよく怒っていました。「アレルギーなんだから!」「太りやすいんだから!」と。
だけど、マロたんにとって美味しいお菓子をくれて、ほわほわと優しく撫でてくれたじぃじは、特別な存在なのです。
朝っぱらから公園でいつまでも泣いているわけにはいかないので帰ります。こんな時は、マロたんのオリジナルソングを歌います。マロンマロ〜ン♪ペットを飼っている人ならわかると思いますが、「うちの子の歌」作りますよね。しかも何パターンも。おや?作りませんか?…作らない人はアタシ仲良くできない(笑)
橋の上は川風が気持ち良いようで、立ち止まって一休み。ちなみにマロたん、お散歩中に名前を呼ばれると振り向きますが、オリジナルソングのマロン〜♪には反応しません。犬!とかもふもふちゃん!とか呼んでも振り向くのに。自分を呼ばれている時と、そうでない時を聞き分けていて犬ってすごいなと思います。
なんで草むらに突っ込んで行くんでしょうねぇ。楽しそうなので好きなようにやらせています。マダニとか付いちゃいそうですが、家に入る前にブラッシングすれば大丈夫。予防薬もしてるしね。楽しそうにしているマロたんを見ているうちに、さっきまでの涙はすっかり忘れてしまいました。
ところで、お米ってこんなに早く実るもんでしたっけ?早場米?
帰宅するとまっすぐにダイニングテーブルの下に向かうマロたんです。この後、泣かせたおわびに、ごはんのトッピング多めにしちゃいました。人間は美味しいものを食べている時には、マイナスな感情が出にくいと聞いたことがありますが、犬にもそんなことあると期待して。
毎日マロたんがうれしい楽しい大好き(…昔そんな歌ありましたね)なことやものが増えたらいいなと思います。またじぃじに会えたらそういうの全部叶うのにな。
では、じぃじに「早く元気になってね」と発破をかけに行ってきます。