犬が好き
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単身赴任中のパパが一時帰宅! そばにピタッとくっつき、愛情深い眼差しで見つめる犬の姿が愛おしい
飼い主さんに話を聞くと、撮影当時のパパさんは単身赴任をしており、会長さんと離れて暮らしていたそう。この日は週末で、パパさんは東京から会長さんがいる滋賀県の家に帰ってきていたのだとか。
「夫が話しかけると、会長はいつも夫の目を見て、ときどき首をかしげたりしながら聞いています。夫はこのとき、『会長くん、今年こそは戻って来るしな、早く一緒に住もうな。おりこうにして待ってられるかな、いつもおりこうやな』と、話しかけていたようです。
私が帰宅したときの態度と全然違うので、『この違いは何なん!?』と思いつつも、ふたりの様子を見ていると『早く一緒に暮らせるようになるといいな。会長にとって楽しいこと、嬉しいことがもっともっと増えるね』と思いました」
会長さんをお迎えするとき、家族にとって忘れられない出来事が
「そのような経緯があり、会長は3カ月ほど私たちの家がある東京で暮らすことになったんです。コロナ禍真っ只中で、私も夫も在宅で仕事をしていたため、子犬の頃の会長は毎日夫にべったりでした。
その後、お義母さんが住む借家が見つかり、私は生後5カ月頃の会長を連れて滋賀県で暮らすことに。当時、私は火事の整理や実家の再建、会長のお世話のために滋賀県を離れることができず、夫は東京で完全な単身赴任状態になりました。
それからしばらくして実家を二世帯住宅の形で再建し、昨年末に義母、会長、私は滋賀県の新居に引っ越しました。今は、夫が関西に転勤になるのを待っている状態なんです」
会長さんは「私たち家族にとって、生活のすべてを豊かにしてくれる存在」
表情がくるくる変わる会長さんを見たほかの飼い主さんから、「中に人が入っている?」と言われることもしばしばあるといいます。
会長さんのおかげで親しくお付き合いできる人も増え、飼い主さんは「家族の関係もより円満になりました」と話しています。
「火事で家と数々の思い出を失い憔悴していた時期もありましたが、会長がいるだけで家の中の会話や笑顔が絶えることはありませんでした。会長に関わることは家族全員が同じ方向を向いて解決し、彼のおかげで豊かな気持ちで毎日を過ごすことができています。
会長と夫の約2年4カ月の別居生活も、いよいよ終わりを迎えます。8月からは大阪への異動が決まり、家族全員が一緒に暮らせる日が訪れます。これからも会長と一緒に、家族みんなで幸せな毎日を過ごしていきたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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