紹介するのは、Instagramユーザー
@boss_shiroshibaさんが“事件”と称し投稿していた、こちらの一枚。そこには、飼い主さんのレッグウォーマーをくわえて返さない愛犬・ボスくん(撮影時2才11カ月/柴犬)の姿が写っています。
この“事件”が起きたのは、とある日の朝。飼い主さんが出勤の準備をしているときのことでした。防寒対策のため、いつも身につけているレッグウォーマーを机の上に準備し、ほかの身支度をするために一旦その場を離れた飼い主さん。
再び戻ると、レッグウォーマーをくわえているボスくんがいたのだとか。
ここから“8分間の格闘”がスタート!
このときのボスくんを見て、「レッグウォーマーをくわえているときのぷっくりとした両頬がかわいい」「ブンブン振り回すときの鼻の頭のシワがかわいい」と堪能した飼い主さん。
平日の朝という慌ただしい時間でも、ボスくんの抗えないかわいさに、思わずうっとりしてしまったといいます。
しかし、我に返った飼い主さんはレッグウォーマーを取り返すべく、すぐにボスくんとの攻防を開始! 相手はすばしっこい柴犬なので、取り返すのは至難の業。
時間にして約8分間の“格闘”の末、飼い主さんが無事にレッグウォーマーを取り返したときには、よだれでしっとりと濡れていたそう(笑)
この格闘により、飼い主さんは少し家を出る時間が遅れてしまったようでした。
レッグウォーマーを失ったボスくんは……
その後のボスくんはというと、あからさまにしゅんとした切ない顔になったそう。今回のボスくんの行動に関して、飼い主さんは次のように推測します。
飼い主さん:
「ボスはとにかくお留守番がさみしいんだろうなぁと想像してます。飼い主が出かけようとしてリビングの扉を閉めると、ボスは状況を理解しているようで、くるんとしたしっぽがしゅーんと下降していることもあります」
この表情のまま見送られた飼い主さんは、「ボスもさみしいんだろうな……」と自身も切ない気持ちになったといいます。
しょんぼりしてしまったボスくんが気になった飼い主さんは、見守りカメラで留守番時のボスくんの様子を何度か確認したそう。すると、こんな姿が見られたといいます。
飼い主さん:
「ボスはお留守番中もいつもどおりに毛布に潜って寝ていたので、一安心しました。ボスは寝るとき、“潜る派”なんです」
帰宅時のお出迎えの様子は?
飼い主さんはこの日、帰宅する前に見守りカメラを確認したようですが、ボスくんはドアの鍵が開くギリギリまで寝ている熟睡っぷりだったそう。
ドアが開く「ガチャ」という音でようやく起きたボスくんは、喜びを爆発! 「耳を“キューン”と下げて、しっぽフリフリでお迎えしてくれる」という喜びっぷりだったようです。
イタズラ好きなのは、飼い主さんの気を引きたいから?
以前、いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、
飼い主さんのスリッパをくわえたボスくんの姿を紹介しました。
ボズくんはもともとイタズラ好きで、遊びたいときに飼い主さんのスリッパや靴下、タオルなどを引っ張り出して持ってくることがよくあるのだそう。飼い主さんはボスくんのこうした行動について、
「飼い主に対しての愛情表現のひとつなのかな」と感じているようです。
なんとか飼い主さんの気を引こうと、工夫を凝らしている様子のボスくん。次の“格闘”では、遅刻しない程度でお願いしたいものですね!(笑)
写真提供・取材協力/
@boss_shiroshibaさん/Instagram
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。