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お迎え当初は警戒心でいっぱいだった元保護犬→今では表情も柔らかく感情を出せるまでに成長!「マイペースでツンデレ」な姿に癒される

この写真は、まりもちゃんの10才のお誕生日の一幕。今までの手作りケーキではなく、初めて市販の犬用ケーキを目の前にしたまりもちゃんは「食べ物と言う認識もなく、警戒心むき出しで様子を伺っていました」と飼い主さんは振り返ります。
でも徐々に警戒心が薄れてきたまりもちゃんは、匂いを嗅ぎに近づいてきて…。

飼い主さん:
「一口サイズにちぎって、床に置いてしばらくすると食べる…を繰り返してなんとか完食しました」
まりもちゃんに出会うまで

まりもちゃんと出会う前、飼い主さんは先代犬・ゲンくんと暮らしていましたが16才で亡くされたといいます。
飼い主さん:
「ゲンが亡くなったら私自身ペットロスになること必至なので『すぐに次のコを探す』と決めてました」
飼い主さんはいくつかの保護団体のサイトを見ているなかで、トリマーさんに抱えられた「しょんぼり顔の弱々しい犬」の写真が目に止まったそうです。それがまりもちゃんでした。
まりもちゃんをお迎えしてからの日々

飼い主さん:
「少しずつ、気分次第では手からもオヤツを食べてくれるようになりました。いろんなことに時間がかかりますよね」

お迎え当初は警戒心が強く、どんなことにも疑い深い視線を送っていたというまりもちゃん。
無表情だったのが徐々にやわらかい表情に変わってきて、今では感情も出せるようにまでなったのだとか。
そしてドッグランでも他の犬とも上手に関わるなど自分を出すような場面もでてきたのだといいます。

飼い主さん:
「こちらを見上げてくれたまりもの顔が、それまで見たこともないくらいの可愛い笑顔でした。幸せを感じてくれてるのかな、心の中に太陽が入ってきちゃったのかなと思うほどの温かい気持ちになりました」
まりもちゃんはどんなコ?

よく通っているドッグランでもこんなマイペースなところがあるといいます。
飼い主さん:
「広々としたドッグランではフェンスに沿ってひとりで歩いたり走ったりしてます。
たまにこちらから『おいで』と誘うと一緒に歩いたり、テンションがあがるとダッシュをします。それがすごく速くて、ドッグランに来ている他の飼い主さんたちに驚かれることもしばしばあります」
そして、こんな‟ツンデレ”な一面もあり、「そこも魅力的」と飼い主さんは教えてくれました。
飼い主さん:
「家では何気なく側に来てみたりするくせに、撫でるのはOKでも抱っこしようとすると逃げるんです」
まりもちゃんは「心の拠り所」

飼い主さん:
「かけがえのない家族です。そして、心の拠り所、癒してくれる存在です。
まりもがドライブ好きなので、本当はいろいろなところに連れて行ってあげたいのだけれど、私の運転技術では近場にしか連れて行ってあげられず…。
けれど、まりもも私もシニアになったのでのんびりと過ごすのもいいかなと思ってます」
写真提供・取材協力/5048marimoさん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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