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家族に迎えた当初は“遠慮がち”だった保護犬が3年後、“堂々とベッドの真ん中で眠る姿”にほっこり!

最初は不安げだった保護犬が、家族と過ごして3年——。今ではすっかり自分の居場所を見つけ、のびのびと過ごせるようになりました。
お迎え当時のみつ子ちゃん
お迎え当時のみつ子ちゃん。
@bunbunbubunta
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@bunbunbubuntaさんの愛犬・みつ子ちゃん(取材時9才/チワワ)。この写真は、保護犬だったみつ子ちゃんを家族に迎えた翌日に撮影された一枚です。

当時のみつ子ちゃんは、6才になったばかり。飼い主さんは引き取った翌日に「みつ子ちゃん専用のベッド」をプレゼントし、初めてそのベッドで休んでくれた瞬間をカメラにおさめたといいます。

隅で小さく丸くなっていたみつ子ちゃんを見たときのことを、飼い主さんはこう振り返ります。
飼い主さん:
「みつ子は保護されるまで、長いあいだケージの狭い空間で過ごしていたようです。急に知らない家に連れて来られて不安だろうし、怖いだろうし、ベッドの使い方もわからないのか……と。

『悪い人じゃないからね』『大丈夫だからね』と声をかけながらも、あまりかまわないようにして、みつ子が自分から動いてくれるまで待っていようと思っていました」

保護犬だったみつ子ちゃんとの出会い

お迎え当時のみつ子ちゃん
お迎え当時のみつ子ちゃん。「来たばかりは怯えており、耳はぺったんこ。常に這うように低くしていました」と飼い主さん。
@bunbunbubunta
みつ子ちゃんとの出会いは、先住犬・ぶんたくん(取材時4才/チワワ)がきっかけでした。元気がない様子が続いていたぶんたくんの刺激になればと、もう1頭お迎えすることを検討していたのだとか。

もともと多頭飼いへの憧れもあったという飼い主さん。前向きに考えようとしていたものの、あることがずっと引っかかっていたそうです。
飼い主さん:
「先住犬のぶんちゃんのために保護犬を引き取ってもいいのか悩みました。かかりつけの動物病院の先生に相談したところ、先生が『その保護犬は今よりは絶対幸せだよ』と言ってくれたんです。

その言葉で、私の頭のモヤモヤがスッキリとクリアになりました」
先生の言葉に背中を押されて、譲渡会に二度足を運んだ飼い主さん。活発に動く保護犬たちがいる中で、みつ子ちゃんだけは毛布にくるまったまま寝ていたそう。先住犬のぶんたくんはみつ子ちゃんにだけ興味を持ったのか、匂いを嗅いだりしていたのだとか。

2頭の相性も良さそうで、飼い主さんはみつ子ちゃんを家族に迎えることを決意したのでした。

お迎えから3年が経過 たくさんの嬉しい変化が!

のびのびくつろぐみつ子ちゃん
現在のみつ子ちゃん。広いベッドの上で「ここは私の場所よ!」といわんばかりにくつろいでいたときの様子。
@bunbunbubunta
それから3年の月日が流れました。こちらは、9才になる少し前のみつ子ちゃん。広いベッドの真ん中で、枕を器用に使いながらくつろげるまでに成長していました。

飼い主さんはみつ子ちゃんのくつろぎっぷりに驚くと同時に、「図々しいワンコに育ったもんだ」と笑ってしまったそうです。
先住犬のぶんたくんと遊ぶみつ子ちゃん
先住犬のぶんたくんと遊ぶみつ子ちゃん。
@bunbunbubunta
この3年の間で嬉しい成長をたくさん見せてくれているみつ子ちゃんについて、飼い主さんは次のように話しています。
飼い主さん:
「保護されてすぐのころは、頭を触ろうとすると“キャン”と鳴いて怯えることもありました。長いあいだ狭い場所で寝ていたせいなのか、横になっても首を直角にして端っこで丸まっていることが多かったです。

少しずつ新しい生活に慣れ、ハーネスやリードの練習を重ねてお散歩にも行けるようになり、今ではのびのびと過ごせるようになりました。

6才から1年かけて“オスワリ”と“オテ”ができるようになったのも、嬉しい成長のひとつです。以前は自分の気持ちを表に出すことができなかったみつ子ですが、今では『おなかなでて』と前足でチョイチョイとアピールもできるようになりました」
おなかを出して甘えるみつ子ちゃん
おなかを出して甘えるみつ子ちゃん。信頼してくれるようになったと感じる一枚。
@bunbunbubunta
2025年7月には、みつ子ちゃんは初めて「抱っこして」と2本足で立ってアピールしてきたそう。9月には初めてあご乗せして甘えてきたりと、みつ子ちゃんは人に甘えられる喜びを感じているようです。

飼い主さんは「3年近く経ってもみつ子の成長を日々感じており、可愛くてたまらないです」と話しています。

みつ子ちゃんとの出会いを振り返って思うこと

笑顔が可愛いみつ子ちゃん
外でもこんなに可愛い笑顔が見られるように。表情が穏やかになったことも嬉しい成長のひとつ。
@bunbunbubunta
保護犬だったみつ子ちゃんが、前より幸せな犬生を送れるように——そう思いながら、日々全力で可愛がっていると話す飼い主さん。

ときどき「我が家に来てよかった?」「みっちゃん今幸せ?」と不安に思うこともあるそうですが、みつ子ちゃんがリラックスした様子などを見せてくれると少し安心し、自信を持てるのだそうです。
お出かけを楽しむみつ子ちゃん
今年は1泊旅行にも行けたのだとか!
@bunbunbubunta
みつ子ちゃんと過ごした3年を振り返り、飼い主さんはどのようなことを思うのでしょうか。最後にこう語ってくれました。
飼い主さん:
「私にとっては、みつ子たちは『私より大切にしなくちゃいけないもの』です。2頭と出会えたことで、私は一生分の幸せをもらっていると思っています。

ぶんたはまだ4才なので、順番的にはみつ子が先に老いていきます。9才になった現在は白い毛が増え、寝ている時間も長くなっていますが、最期の最期にみつ子に『幸せだったな』と思ってもらえるように、これからも寄り添っていきたいです」
写真提供・取材協力/@bunbunbubuntaさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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