犬が苦手だった飼い主さんをすっかり魅了した、山で生まれ保護された子犬との出会い。8年の月日をともにし、かけがえのない存在となりました。
保護犬のポロトちゃんとの出会い
子犬のポロトちゃん。
@kayokokk
紹介するのは、Instagramユーザー
@kayokokkさんの愛犬・ポロトちゃん(取材時8才)。飼い主さんとポロトちゃんの出会いは、突然のことだったそう。
きっかけは、たまたま遊びに行ったお宅が、4頭の保護子犬のお世話をしていたことでした。「新しい家族を探している」と聞いた飼い主さんの夫と息子さんは、ポロトちゃんを見てお迎えしたい気持ちになったといいます。
子犬のころのポロトちゃん。
@kayokokk
当時、飼い主さんは犬が苦手で、お迎えする決心はついていなかったそうですが、夫と息子さんがポロトちゃんをお迎えしてきたことから、飼い主さん家族とポロトちゃんの暮らしが始まりました。
ヘソ天で眠る子犬時代のポロトちゃん。
@kayokokk
お迎えからわずか1週間で、飼い主さんはすっかりポロトちゃんの虜になってしまったそうです。
ポロトちゃんはどんなコ?
1才のころのポロトちゃん。
@kayokokk
子犬のころにほかの犬と触れ合う機会がなかったポロトちゃんは、今も犬が少し苦手なのだそう。ただ、人のことは大好きで、一度会った人の匂いはほとんど覚えているように見えるといいます。
心を許した人には、「なでて! なでて!」としつこく甘えるタイプ。その一方、抱っこやベタベタされるのは嫌いだという一面もあるようです。
賢く家族思いな一面も
4才のころのポロトちゃん。
@kayokokk
飼い主さん家族との暮らしのなかで、ポロトちゃんには成長した部分も見られるようになりました。子犬のころと比べて、お利口にお留守番ができるようになったそうです。
7才のころのポロトちゃん。白目が見えて可愛い表情に。
@kayokokk
そんなポロトちゃんはとても賢く、家族の前でこんな姿を見せることもあります。
飼い主さん:
「私と息子を“守らなくてはいけない”と思っているのか、寝ているときはどちらかの足元にいて、まるで敵が来ないように守ってくれているかのようです。責任感が強く真面目なのは、母犬譲りなのかもしれません。
また、ポロトは出かけている夫の帰宅を察知することもあります。耳がぴーんと立ってソワソワし始めた10分後に、夫が帰宅するんです。遠く離れていても、ポロトには車の音がわかるのかもしれません」
かけがえのない家族になったポロトちゃんへの思い
8才の誕生日を迎えたポロトちゃん。「これからもずーっと元気でいてね!」と飼い主さん。
@kayokokk
出会いから月日が流れ、ポロトちゃんは8才になりました。ポロトちゃんとの暮らしには「可愛い」「癒される」という瞬間がたくさんあふれており、家族の中心には常にポロトちゃんがいます。
気持ちよさそうにひなたぼっこするポロトちゃん。
@kayokokk
そんなかけがえのない存在のポロトちゃんへ、飼い主さんはあらためてこんな気持ちを語ってくれました。
飼い主さん:
「家に来て最初のころは怖くて抱っこもできなかった私ですが、家に来て1週間でもうメロメロになりました。ポロトは“ペット”ではなく、“毛むくじゃらの娘”と暮らしている感覚に近いです。
山が大好きなポロトなので、元気なうちにいっぱい走らせてあげたいと思っています」
写真提供・取材協力/
@kayokokkさん/Instagram
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。