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犬の殺処分をなくしたい 返還・譲渡率を上げた岡山県の取り組み
※保護犬、飼い主さんの情報は2017年7月6日現在の情報です
殺処分を減らす努力を続ける岡山県の“センター”と“財団”
お話を伺った、公益財団法人岡山県動物愛護財団の職員、國近寛康さん。社会の中で愛される犬、そしてよりよい飼い主となるよう、しつけ方教室に力を入れている
平成24年度に動物愛護法が改正され、飼い主の責任として、「終生飼養に努めなければならない」ことが明記されました。それにより、身勝手な飼い主から持ちこまれる犬の引き取りに対し、センターでは拒否ができるようになりました。引き取り依頼者に、新しい飼い主さんを探したり、引き続き飼うための手立てを考えるなど、できる限りの努力をしてもらいます。
センターでは、保護した犬にノミダニ駆除のスプレーと、マイクロチップが装着されているかの確認をしている
10年前に比べ、犬の返還・譲渡率が格段に上昇
迷子犬を収容する犬舎
追い込み通路とその先のガス室。現在は麻酔薬による処分に変わったため使用されていない
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取材・撮影・文/尾﨑たまき
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