犬のプロの見解をもとに、犬種の特徴をランキング化しました!
犬は犬種ごとに得意なことやしつけやすさ、体質が大きく異なってくる動物。愛犬の犬種の特徴を知っておけば、毎日のお世話に役立つかも!
※この犬種ランキングは、監修の先生の見識や『いぬのきもち』読者への調査結果を加味して編集室でまとめました。犬の能力・しつけやすさ・体質は個体差もあるので、順位は参考にとどめ、愛犬に合った接し方を心がけてください。
※両親が純血種のミックス犬の場合は両親の犬種の、両親が純血種でないミックスの場合は似た特徴の犬種の「接し方」を参考にしましょう。
体質を知れば健康管理に役立つ!
愛犬の犬種の体質や病気のかかりやすさを知っておくと、病気やケガの予防や早期発見、健康管理をしやすくなります。特徴をきちんと知っておきたいですね。
心臓が丈夫な犬種は長生き傾向に
一般的に大型犬よりも小型犬のほうが長生き傾向にあると言われています。
なかでもプードルは心臓が丈夫な犬が多く、ほかの病気にかかっても治りやすい傾向がある犬種です。またミックスは遺伝性の病気が少なく、ミニチュア・シュナウザーや柴は心臓病や内臓疾患に比較的かかりにくいといわれています。ジャック・ラッセル・テリアも心臓や呼吸器の疾患が少ない犬種です。
※両親が純血種のミックス犬の場合、両親の遺伝子を受け継ぎ、長生きしにくいこともあります
紹介した犬種は、10才を超えてもまだまだ元気な犬が多いです。年をとっても毎日欠かさずお散歩し、おやつやおすそ分けを与えすぎず、体型管理に気を配ると、生き生きしたシニア生活を送れます。
耳の病気になりやすい犬種の傾向は?
耳の病気になりやすい犬種は、耳の中が湿りやすく耳アカの量も多めです。とくにアメリカン・コッカー・スパニエルは体質的に耳の汚れを排出しにくく、外耳炎にとてもなりやすい犬種。シー・ズーも皮脂の分泌が過剰で、耳の中が細菌の温床になりがちです。
紹介した犬種は、1〜2週間に1回は必ず病院で処方される耳の洗浄液で耳掃除をする必要があります。人とは違い、綿棒などでもお手入れは逆効果なので注意しましょう。
愛犬の特徴を知ってお世話に役立てましょう
愛犬のルーツや身体的特徴を知っておけば、毎日のお世話に役立ちます。
もう1頭迎え入れたいと思っている人も、前もって特徴を知っておくと参考になりますよ。
参考/「いぬのきもち」2014年4月号『犬種なんでもランキング』(監修:哺乳動物学者 今泉忠明先生)
文/\(m.h)/