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犬が無駄吠えをしない環境づくり
犬が無駄吠えをしない環境づくりをペットシッターが解説
子犬の時から安心できる環境を作ることが、無駄吠えをしない生活を送る第一歩につながることもあるのです。
まずは吠えてしまう原因を見つけながら、子犬のトレーニングをしてみましょう。
吠えてしまう理由を見つけること
まずは、その原因を見つけることが大切ですが、普段から安心できる環境を整え、社会性を身に着けるトレーニングをしていくようにしましょう。
子犬は、他の犬や人に対して興味が強いものですが、そのまま興奮して吠えてしまうこともあります。
飼い主さん、家族がリーダーとなって、子犬を冷静にさせられるようにしましょう。
お部屋の中で、家族と一緒に興奮してしまい吠えることもあります。
そんな時は、まずは無視することが必要です。
声をかけたり、中途半端に怒ったりすることで、さらに興奮した無駄吠えが大きくなってしまうこともあるのです。
まずは無視をする、またはお部屋を変える、子犬をケージに入れて冷静にさせるなどの対処をしましょう。
犬が吠える原因は、欲求吠え、分離不安、警戒や恐怖心によるものなど、様々な理由が隠されています。
子犬の時期は性格形成の段階です。
しつけを行うことが大切ですが、基本は飼い主さんとの信頼関係が必要になるのです。あまりに吠える時は、無視することも大切なのです。
安心できる場所を作る
ケージなどのパーソナルスペースができると犬自身も落ち着いて過ごす時間が増えます。
犬にとって、外からの刺激が神経を張り巡らす要因になります。
気になって神経質な性格に育ったり、吠え続けてしまう犬もいるものです。犬自身のストレスを減らす意味でも安心できる環境を作ることはとても大切になります。
特に、子犬のうちから、サークルで囲った中にケージやトイレ、食事スペースなど、犬の専用スペースを作っておくと、様々な危険から愛犬を守ることもできます。
外出の際も、安心して出かけることが可能になり、飼い主さんにとっても嬉しいものです。
いつも慣れている場所であれば、無駄吠えも減る可能性があります。いかに不安を軽減させるかが大切なポイントになるのです。
子犬の場合、日々の習慣がひとつひとつのトレーニングにつながります。
ケージに入る習慣をつけることで、移動や動物病院に行く際に落ち着くことができるようになります。
また、来客時や子犬から目を離さなくてはいけない時も便利です。サークルやケージを上手に利用してお部屋の中であってもお互いに安心できるようになるのです。
吠えるタイミングに注意すること
成犬になってからも無駄吠えが多くなるとそれは問題行動に発展してしまいます。
例えば、来客の時に無駄吠えをしてしまうことも、しっかりとした犬の本能的な理由があります。
侵入者に対する警戒や不安、一方で遊んでほしいという興奮、様々な感情がそ
こにあるため、子犬の様子をしっかり見る必要があるのです。
興奮して無駄吠えが多くなってしまった時にも「ハウス」は役立ちます。コマンドで、落ちつくまで一旦ハウスに入れる習慣をもつのです。これはリーダーである飼い主さんとの信頼関係にもつながります。コマンドがきくようになれば、ハウスにいれなくても、リーダーの声ひとつで落ち着けるようになるでしょう。
あまりに不安が大きくなって吠えてしまう場合は、まずは安心させることが大切になります。
来客の時に、まずはハウスに入れて様子を見る、ごほうびやおやつを与えて人は怖くないと教えていくことも大切です。
そんな時にも、愛犬が安心できるパーソナルスペースがあると効果的にトレーニングできるでしょう。
まとめ
ただし、それが習慣になってしまうと問題行動としてエスカレートしてしまうもの。
普段から、子犬のための専用スペースを作り安心させることが、しつけのために役立つこともあるのです。
文/ペットシッター 山川歩夏
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