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保護犬を迎え入れて 飼い主さんに聞いた出会いからのエピソード
保護団体から犬を迎えるかたが増えているようです。保護団体から保護犬を迎え入れるにはどうすればよいのでしょうか? 今回は、実際に保護犬を迎え入れたA.H.さんから、愛犬と出会うまでのエピソードや体験談をうかがいました。
ホームページを見て1匹の犬との出会い

子どもたちも成長したことから、犬を飼いたいと思い始めたA.H.さん。「聞いたことがある」程度だった保護犬の存在を思い出し、さまざまな保護団体のホームページや里親募集サイトを見てみることにしました。
そこでA.H.さんが驚いたのは、たくさんの犬が保護されていること。最初は子犬の里親に希望を出しましたが、人気のためかなかなか返事はなく、引き続き探しているなかでひとめ惚れしたのが、当時3才だった「くぅちゃん」です。
A.H.さんは、里親に立候補することにしました。
譲渡会で実際にスキンシップ。相性もチェックできる

里親になりたいと希望を出し、家族構成などのアンケートに答えると、さっそく「ミニドッグランの譲渡会にくぅちゃんが参加する」という返信が。A.H.さんは、家族4人で会いに行くことにしました。
実際に会ったくぅちゃんは、すぐにでも連れて帰りたいと思ったほど、とてもかわいかったといいます。しかし規則上、その日のうちに連れて帰ることはできないため、後日くぅちゃんを家に連れてきてもらうことに。
くぅちゃんが家に来る日までの間、家族みんなで部屋中を掃除したり、サークルなどを買いそろえたりして、迎え入れる準備をしたそうです。
丁寧な確認で安心して迎え入れできた

くぅちゃんを連れてきてくれたのは、くぅちゃんを保護した団体のかたと、2ヶ月預かっていたボランティアさん。これまでの生活ぶりを聞いたり、譲渡条件などを確認し合ったりしました。
そして、この日からくぅちゃんは、A.H.さんの家で暮らすことに。最初は家に置いていかれて不安だったのか、なかなかサークルから出てこなかったくぅちゃんですが、A.H.さんがウトウトしていると、そっと寄り添ってくれたのだとか。
ちなみに、保護主さんとボランティアさんは、くぅちゃんの生活リズムやクセなどを、メモにまとめておいてくれたそうです。また、不安なことは何でも聞けるよう、やり取りできる環境もつくってくれたため、A.H.さんは安心して迎え入れることができたといいます。
完璧なマッチングで、最高の出会いに!

とても愛らしいくぅちゃんが来てくれたことに、家族全員が大喜び。また、くぅちゃんの散歩がてら一緒に出かけるなど、家族間の会話もさらに増え、A.H.さんは「本当に出会えてよかった」とお話ししてくださいました。
完璧なマッチングで、くぅちゃんと素敵な出会いを果たしたA.H.さん。みなさんも新たに犬を迎え入れるときは、保護団体を選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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