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もしや、忘れてた?調査で分かった柴犬の〇〇忘れ|<特別企画>いぬのコト360度全調査|連載「ここ掘れここ柴」
いぬのコト360度全調査 連動企画!
今回はいぬのきもちWEB MAGAZINEの人気連載陣による、「いぬのコト360度全調査」特別編をお送りします。
○○忘れだった「大好きなあの場所」
こよみの体のどの部分もだいすき。
どの部分も知っておきたい。
こよみのおでこに鼻を押し当て、「スーッ」お腹の奥の方までこよみの頭のニオイを吸い込みます。
「ぷはぁ〜っ」
まるでビールを飲んだ後かのように。
こよみのニオイを堪能。
日にもよりますが、お日様のようなニオイがします。
ちょっと埃っぽい日もありますが。
ほっぺをクンクンすると、こよみのご飯のニオイがしたりします。
なるほど。ご飯の後、ぺろ〜っ、ぺろ〜っと左右のほっぺを舐めてますもんね。
ベロがぺったりほおにくっついている光景をよく目にします。
肉球は香ばしい。こよみはだだちゃ豆みたいなニオイがします。
ポップコーンの子もいますよね。
耳は健康チェックのためにもマメにクンクン。
ちょっと臭うかなと思うと様子を観察。
振ったり掻いたりするときはお医者さんに診てもらいます。
背面から抱きついた時に背中をクンクン。あるある。
お腹をワシワシしながら顔を埋めてクンクン。あるある。
お尻は意図せず嗅いでしまうこともありますが、嗅いだことあります。
タイミングが悪いと思わず「くさっ」と言ってしまった事もあります。(ごめんね。)
しっぽ…
しっぽ!?
不覚にも、しっぽを嗅いだことがないのです。
0%は納得の数字です。
皆さんもそうじゃないでしょうか。
「しっぽは、嗅ぎ忘れている」のです。
どうして今まで嗅がなかったんだろう…。
こんなに体の隅々まで嗅いでいるのに。
もうこれは「嗅ぎ忘れ」としか言いようがありません。
これは私にとっては結構大きな衝撃でした。
ポフポフの可愛いしっぽ。
「こよみのしっぽは大きいねえ〜巻尾もいいけど、ゆるふわもいいねえ〜」
なんて、こよみのしっぽにフューチャーした記事まで書いていたのに、まさか嗅いでいなかったなんて。
もし、このアンケート結果で、しっぽが20%とか30%とかあったら、膝から崩れ落ちていたかもしれません。
「柴犬のしっぽのニオイも知らずに”柴犬のここが好き”を描いていたなんて」と。
私、「柴犬のしっぽのニオイを知る人」になります。
では、実嗅!
ふんふん…ん?
んー。
これは…
こよみのしっぽのニオイは"シャンプーのニオイ"でした。
ものすごく不審な顔で見られました。
3度嗅いだのですが、3度目に嗅いだ後、
ふっと小さくため息をついて去って行きました。
でも、嗅げてよかったです。
貴重な経験になりましたし、ちょっとクセになりそうです。
嗅いでいる時にこよみがしっぽに力を入れてパタパタパタ。
こよみのしっぽが私の鼻をパタパタパタ。
あまりやり過ぎて嫌がられないようにしないといけませんね。
大好きだからこその距離感。
大切にしたいものです。
今週のおまけ
ハナはぎゅっと固く巻いた二重巻のしっぽ。
ソラはくるっと軽く巻いた巻しっぽでした。
ソラはハナの息子です。
4柴兄弟の次男です。
ハナとソラはあまり似ていません。
ハナは体重7キロくらいの豆柴ですが、お父さんが柴犬の黒柴さんだったので、
ソラは体重11キロくらい。いわゆる柴犬サイズより少し大きめで、茶色に黒が混ざった毛色でした。
ハナは鼻が短い。
ソラは鼻が長い。
ハナは脚が短い。
ソラは脚が長い。
ソラはお父さんよりも体も大きく、鼻も長く脚も長くなりました。
でも年を重ねて、だんだん白いところが増えてくると、ふとした表情にハナの面影を感じることもありました。
見た目は全然違うけど、やっぱりハナとソラは親子でした。
ソラは、生まれてからひとときもお母さんであるハナと離れたことがありませんでした。
ソラのお兄ちゃんや弟たちは、それぞれご近所で大切に育ててもらいました。
生まれてからずっとお母さんと過ごす子はあまりいないでしょう。
ソラがどう思っていたかはわかりません。
でも、ソラはとっても怖がりで、車に乗ると吐いてしまうし、初めての場所が怖くてひとりで歩けないし、お散歩もハナが先を行く、その後ろをついていくような子でした。
ソラにとっては、ハナとずっと一緒に過ごせたことは良かったんじゃないかなと思っています。
しっぽを見ていてちょっと懐かしい気持ちになりました。
「いぬのコト360度調査」より
作者紹介:ここ柴
「飼い主さんはどうしてる?」「うちはどうかな?」など、今どきのいぬと飼い主さんのコトがどんどん広がるコンテンツを集めました。
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