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柴犬、今年もやってきました!換毛期|連載「ここ掘れここ柴」vol.70

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今週の「柴犬のここが好き」

抜かれた毛を...
じっと見るとこ。

「あ、ごめんね。これはまだ抜いたらあかんやつやった?」

柴犬さんの換毛の凄まじさはここで言うまでもありませんね。
「抜いて!」と言わんばかりに、もこっと飛び出ている「毛」。
抜くでしょう。
抜かずにはいられませんよ!
しかし、どうも本犬は抜いて欲しくないようです。
黙って見ているだけならまだしも、本気で怒られることも多々あります。
『抜くなって言ってるでしょうが!!』
激しいお叱りを受けて、毛を摘んだままの指を噛まれることもあります。
もちろん、噛むと言っても本気ではありませんが、怒られると凹むのもです。笑
こんなに浮いているのに。
むず痒いんじゃなかろうか?
こちらは良かれと思って…
違う。
抜きたいから抜いているのです。
ズボッと抜けるあの感覚が気持ちいいから。
どうせ抜けた毛を掃除するのだから、床に落ちる前に抜いて仕舞えばいい。
固まって抜けば散らばらないし、捨てやすいし。
思いっきりこちらの事情だけで抜いているのです。

こちらにも悪いところはありました。
でも、どうして抜かれたくないのかはやはり理解できません。
抜けた毛を恨めしそうに見つめる瞳。
『それは僕(私)の毛なのに…』
あんまり悲しそうにしているので、元あった場所に埋め直したことがあります。
それで許してもらえるわけもなく、ブルブルっとされて毛が飛び散って、掃除が大変になっただけでした。

【柴犬と換毛】
このテーマにはたくさんの逸話がありそうですし、私一人で語りつくせるものではありません。
みなさまそれぞれに愛柴さんとの換毛エピソードに花を咲かせてください。

今週のおまけ

ぎゃー!!
うずうずするー!!

換毛期のこよみさんの太ももです。
見事です。
これはご主人の心をくすぐります。
この段差。
浮いている毛の白くてふわふわしたこと。
普段は濃いめの茶色のこよみさんですが、こうして毛が浮くと若干茶色が薄くなります。
どうしても抜きたい。
直球で抜きに行ったら怒られることはわかっています。
こっちだってそんなミスはしません。
ここである作戦を発動させるのです。

こちら!
作戦名「抜いてませんよ。モフモフしてるんですよ。」です。

右手でモフモフしているフリをして、(実際にしばらくモフモフしてこよみさんを安心させます。)
左手でこっそり抜く作戦です。

モフモフモフ…ズボ、モフモフモフ…ズボ、モフモフ、ズボ…
気づかれるまで何度かやってみます。
ただ、この作戦はすぐにバレます。
抜いた毛を見られて、ものすごい眼力で責められます。
『それ何?抜いたよな?抜いてるやんな???』
ふぅ。
とため息をつき、その場から離れてしまいます。

その度に「またやってしまったーーーー」と反省するのですが、
これがなかなかやめられず。
ただ、本人が嫌がったらやめるようにはしています。
しつこくすることはありません。
ちょっとだけ。
ちょっとだけやから、許してね。

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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