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テレビに映った保護犬を見て心揺さぶられた、ある女性の取り組み

トリマーが中心となって結成された保護活動協会「フォスターサロン・ジャパン」と、その運営を支えるInumanicの飛彈樹里さんの活動を紹介します。

1回目の記事|ボランティアで保護活動していたトリマーたちが立ち上がった活動とは

効率よく保護活動ができるように4グループに分担して作業

2019年4月に開催された『ペットの幸せと命を考える音楽とアートのフェスティバル』「HAPPY MUSIC & PETS」に参加した、フォスターサロン・ジャパン(FSJ)のメンバー。このときは、FSJオリジナルグッズを販売するブースを出したそう。
「フォスターサロン・ジャパン(以下FSJ)には、4つのグループがあり、それぞれに役割が分担され、効率よく動物の保護活動ができるようになっています」
と説明してくれた、FSJ運営事務局長であり、東京都動物愛護推進員も務める飛彈樹里さん。

まず、動物の保護から搬送、譲渡まで、すべてが行える「レスキューチーム」があります。
また、保護動物の預かりとお世話だけを担当する「フォスターサロン」のグループも。
そして、現場での保護活動には参加できないけれど、保護団体が保護した犬や猫を、特別価格でトリミングし、サポートする「フレンドサロン」もあります。
最後に、トリミングサロン以外の業種の人々が、寄付ほかさまざまな支援をする「サポーター」があります。

「FSJは、徐々に多くの保護団体さんや、保護活動への関心の高い企業などに知ってもらえるようになり、数多くの譲渡会や動物保護イベントに呼んでいただけるようになりました」

飛彈さんが保護活動に邁進することになったきっかけ

FSJで保護され、その後新しい家族に譲渡された“卒業犬”が集まったイベントにて。どの犬もみないい笑顔をしていて、いかに今の生活が幸せなのかがうかがえます。
飛彈さんは、FSJの運営をサポートするのと並行して、個人でもさまざまな保護活動を行っています。

幼少のころから飛彈さんは動物が大好きで、現在はミニチュア・ダックスフンド2頭と、ゴールデン・レトリーバー1頭と暮らしています。

「私が、動物保護活動を本格的に始めるきっかけとなったのは、あるとき、テレビでミニチュア・ダックスフンドを保護する話が放映されていて、それを見たことなんです。
同じ犬種なのに、うちの犬とテレビの犬では、どうしてこんなに境遇が違ってしまうのか、そのときはショックで、こういう不遇な犬を一頭でもなくしたいと思いました」

保護、譲渡としたあとのケアが大切!

飛彈さんが、小学生を対象に動物愛護教室を開催したときの様子。犬のお面をつけて「どうしたら犬と仲よくできるのか」を解説しています。
その後、飛彈さんは東京都の動物愛護推進員の資格を取得。
多くの保護活動の現場に足を運び、また、小学校の動物愛護教室で講師なども務めました。

「動物愛護の活動をしていて痛感したのは、『犬を適正に飼育することの大切さ』でした。
犬を保護して譲渡したらそれで終わり、ではなく、その先のケアも考えなければいけない。
たとえば、初めて犬を迎えた飼い主さんは、犬とのかかわり方や健康面のケアで戸惑ったり、不安に思ったりすることが必ずあるはず。
犬と飼い主さんが幸せに暮らしていくために、トレーニングから健康の管理まで、トータルなアドバイスができる人がいれば、と思ったんです」


次回は、飼い主さんと保護犬たちが幸せに暮らせるようにと、トータルサポートサービスを立ち上げた飛彈樹里さんの活動についてご紹介します。


※各情報は2020年7月7日現在の情報です。

出典/「いぬのきもち」2020年9月号『犬のために何ができるのだろうか』
画像提供/飛彈樹里 フォスターサロン・ジャパン
取材・文/袴 もな
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