犬が好き
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生後4カ月の保護犬と「運命的なタイミング」で家族に→臆病なコが少しずつ変化する姿にグッとくる
タップくんとの出会い
「保護犬を迎えることは何となく決めていて。ネットを見たり、知人から情報をもらったりし始めた頃、たまたま出かけた先に保護団体さんがあり、たまたま時間もありお話を伺えて…運命的なタイミングだったと思います」
「決断のその日まで、小学生の次女はほぼ毎日学校が終わるとタップに会いに行きました。おやつを持ってタップの前に立つと、スッとお座りをしてまっすぐ次女を見つめる姿を見たときに、タップと家族になろうと決めました」
タップくんに運命のようなものを感じたご家族。トライアル期間を経て、タップくんを正式に家族に迎えることができたのでした。
「人のことをよく観察しているな」と感じる出来事が
ご家族はその姿を見て、とても安心したと言います。
「タップが羽毛布団を破いてしまうことが何度かありました。繕っても繕ってもイタズラされるので、散歩距離をのばしてみたり、カバーをしっかりとしたものに変えてみたり、週末でも寝坊せずタップと起きて規則正しく過ごしてあげるようにしたんです。
すると、いつの間にかタップのイタズラはなくなりました。今思えば、私の行動を日頃から観察していて、『ちゃんと起きてぼくと遊んで』って訴えていたのかなと思いますね」
タップくんなりのペースで、少しずついろんなことができるように
でも、徐々にできるようになってきていることも増えているのだとか。
「初めて行ったドッグランでは角にうずくまってしまいましたが、ようやく私たちについて歩けるようになってきました。まだまだ他のコとかけっこしたりはできませんが、少しずつほかのコとの距離を縮めてもらえたらと思います」
「ビビリなタップではありますが、病院やカフェなどのお店では、足元で伏せやお座りで静かに待つことができます。このときは、隣に大型犬がいても少しニオイを嗅いだりして、極度に怖がることもありません」
家族と出かけるのが大好きなタップくんと、いろんなところに出かけたい
だんさんご家族は、タップくんとの「これから」について、このような思いを抱いているようです。
だんさん:
「コロナが終息したら、また一緒に大阪へ帰省したり、湘南を満喫すべくシュノーケリングに行ったり、さまざまなところへ出かけたいと思います」
取材・文/雨宮カイ
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