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見た目が似ている!?「秋田」と「アメリカン・アキタ」を比べてみた
「忠犬ハチ公」で知られる日本犬「秋田」。そんな「秋田」と共通のルーツをもち、アメリカで独自のタイプとして発展した「アメリカン・アキタ」という犬種がいるのをご存じですか？そこで今回は、「秋田」と「アメリカン・アキタ」の特徴や違いをご紹介します。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「秋田」として投稿されたものです。
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「秋田」として投稿されたものです。
「秋田」と「アメリカン・アキタ」
「秋田」はこんな犬
かつて秋田県周辺で熊猟犬として活躍していた秋田マタギ犬を祖先にもつ、日本犬で唯一の大型犬。亡き主人を渋谷駅で待ち続けたエピソードで有名な「忠犬ハチ公」も、「秋田」だったといわれています。天然記念物にも指定されており、重厚感のある姿と落ち着いた立ち振る舞いが威厳を感じさせる犬種です。
「アメリカン・アキタ」はこんな犬
日本犬の「秋田」と同じく、秋田地方で狩猟犬として活躍していた秋田マタギ犬が祖先といわれ、そこにマスティフやジャーマン・シェパード・ドッグがかけ合わされ、戦後にアメリカへ渡ってからは、独自のタイプとして発展したのが「アメリカン・アキタ」。「グレート・ジャパニーズ・ドッグ」とも呼ばれており、堂々とした姿が印象的な犬種です。
大きさや体格の違いはある？
日本犬で唯一、大型犬に分類される「秋田」
オスで体高64～70cm、体重45kg前後、メスで体高58～64cm、体重38kg前後で、大型犬に分類されます。がっしりとした骨太の体型にたくましい巻き尾をもち、威厳あふれるたたずまいのなかにも、どこか素朴さを感じさせる風貌が魅力です。
※体高：地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
※体高：地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。
「アメリカン・アキタ」は「秋田」よりもさらに大きい傾向が
オスで体高70cm前後、メスで体高63cm前後、体重はオス・メスともに40kg以上で日本犬の「秋田」よりやや大きい傾向があり、大型～超大型犬に分類されます。骨太で均整のとれた体つきをしており、祖先とされる「秋田」より頭部が広く、マズルが短くなっています。
毛色の違いは？
「秋田」の毛色は4種類
「秋田」の毛色は、赤、虎、胡麻、白の4種類で、白以外の3色は「裏白」と呼ばれる顔の下側～胸～お腹が白い色でなければならないとされています。
「アメリカン・アキタ」の毛色はさまざま
「アメリカン・アキタ」には、レッド、フォーン、ホワイトなどのさまざまな毛色が認められています。また、単色以外にもピントー（ぶち柄）やブリンドルなども存在します。
性格は？
警戒心と自立心が強く、飼い主さんには忠実な「秋田」
知的で温和、飼い主さんに従順ですが、家族以外の人には警戒心をいだく傾向があるため、子犬の頃からしっかりしつけを行うことが大切です。また、我慢強い犬種なので、飼い主さんが愛犬の態度や表情から意図をくみとってあげることが求められます。
「アメリカン・アキタ」はフレンドリーな個体が多い
日本の「秋田」に比べ、「アメリカン・アキタ」は警戒心が低くフレンドリーでほかの犬とも仲よくできるといわれています。ただし、体が大きいので飼い主さんがきちんとコントロールできるよう、子犬の頃からしっかりトレーニングを行うことが大切です。
共通の祖先をもちながらも、それぞれ独自の発展をとげた「秋田」と「アメリカン・アキタ」。犬種にもそれぞれのお国柄が出ているようで、とても興味深いですね。
参考・写真／いぬのきもちWEB MAGAZINE『秋田の特徴と性格・飼い方・価格相場など｜犬図鑑』（監修：ヤマザキ動物看護大学講師 危機管理学修士 福山貴昭先生）
いぬのきもちWEB MAGAZINE『アメリカン・アキタの特徴と性格・飼い方・価格相場など｜犬図鑑』（監修：ヤマザキ動物看護大学講師 危機管理学修士 福山貴昭先生）
文／terasato
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「秋田」として投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※犬の体格や性格には個体差があります。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『アメリカン・アキタの特徴と性格・飼い方・価格相場など｜犬図鑑』（監修：ヤマザキ動物看護大学講師 危機管理学修士 福山貴昭先生）
文／terasato
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で「秋田」として投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※犬の体格や性格には個体差があります。
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