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アメリカン・アキタの特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

アメリカン・アキタ

アメリカン・アキタ

英語名
American Akita
原産国
日本
サイズ
大~超大型犬
グループ
原始的な犬・スピッツ
  •  アメリカン・アキタ その1
  •  アメリカン・アキタ その2
  •  アメリカン・アキタ その3
  •  アメリカン・アキタ その4

アメリカン・アキタの性格と特徴・飼いやすさ

アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタはがっしりと骨太で、均整のとれた体をもつ超大型犬。奥目な目も特徴のひとつです。狩猟犬をルーツにもつため大きいながら機敏な反応も示します。毎日の充分な運動を必要としますが、フレンドリーで飼い主といっしょに動くことが好きな犬種です。

アメリカン・アキタの飼いやすさ 各項目の数値が大きいほど飼いやすい傾向

※参考『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)

アメリカン・アキタの性格

日本の秋田に比べ、警戒心が低くフレンドリーだといわれています。ほかの犬とも仲よくできます。子犬のころから遊びを通じてトレーニングをしておけば、より飼い主さんに従順なイイコに育つでしょう。充分な運動と愛情をたくさん注ぐことで、さらに精神面が落ち着いた犬になります

ただし、体が大きいので、興奮しても落ち着けられるように、マテの号令にしっかりと従うようにトレーニングしておきましょう。

アメリカン・アキタの大きさ

オスで体高70cm前後、メスで体高63cm前後・オス・メスともに体重40kg以上であり、超大型犬に分類されます。骨太でがっしりした体つきで、祖先といわれる秋田より頭部が広く、マズルが短くなっています。

体高:61~71cm/体重:40kg以上

※体高:地面から首と背中の境目付近までの高さで、人の身長に相当するもの。

アメリカン・アキタの毛色の種類

アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタ
アメリカン・アキタの毛色は、レッド、フォーン、ホワイトなどさまざまで、ピントー(ぶち柄)やブリンドルなども存在します。毛色が単色の場合、マスクはありません。

アメリカン・アキタの心配な病気

・大型犬に多く、股関節に負担がかかって歩様がおかしくなる「股関節形成不全」
・被毛が脂っぽくなる、フケが出る、アンダーコートが大量に抜けるなどの症状が見られる「脂腺炎」
・甲状腺ホルモンが減少して元気がなくなる「甲状腺機能低下症」

アメリカン・アキタの価格相場(2024年)

アメリカン・アキタは一般的に入手が難しく、輸入や専門ブリーダーからや、保護犬譲渡がおもな入手方法です。

アメリカン・アキタの飼い方

ポイント(1)毎日、戸外で充分な運動を

アメリカン・アキタは狩猟犬の血を引くため、超大型ながらスタミナが備わっています。飼うにあたっては、どのようにして運動欲求を満たすかをしっかりと検討しておく必要があります。散歩は、1日2回、各30分程度。散歩のほかに、ドッグランなどで自由運動を取り入れた運動を行いましょう。

ポイント(2)子犬のころからのしつけが大切

日本原産の秋田に比べ、性格もフレンドリーに改良されています。ほかの犬とも仲よくできますが、大型犬で力が強いため、子犬のころからしっかりとトレーニングを行い、興奮したら落ち着かせられるようにしておくと安心です。体が小さい犬とのコミュニケーションのとり方を覚えるためにも犬同士の交流経験も充分させておきましょう。

ポイント(3)被毛は毎日ブラッシングを

密集した被毛は、毎日のブラッシングが欠かせません。丁寧にブラッシングをして抜け毛を取り除き、被毛を清潔に保ちましょう。

ポイント(4)年齢と目的に応じたフードを

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にあるため、主食には不向きです。フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているもののなかから、ご自身の犬に合ったフードを選択します。

犬はライフステージごとに必要とされる栄養の質と量が微妙に異なります。「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。

手作りフードは与えているものを飼い主さんが把握できる安心感があり、愛犬のことを思いながら調理する楽しさもあります。しかし栄養バランスを保つのが簡単ではないため必要ならばサプリメント等で補いながら実施することをオススメします。

アメリカン・アキタに似た犬の種類

アメリカン・アキタに関連する記事

アメリカン・アキタの歴史や背景

秋田地方の山岳地帯で狩猟犬として活躍していた秋田マタギ犬が祖先とされ、そこにマスティフやジャーマン・シェパード・ドッグがかけ合わされ、戦後アメリカに渡ってからは、独自のタイプとして発展しました。「グレート・ジャパニーズ・ドッグ」とも呼ばれています。
監修:ヤマザキ動物看護大学 動物看護学部 准教授 福山貴昭先生 (博士[学術]愛玩動物看護師)
参考:『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)
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